思えば…主人と結婚して十数年…いろいろなことがありました。
最初の頃は、よく喧嘩もしましたよ。
主に私が正論ですが(笑)
感情論より理詰めの方が得意なんですよ、私。
主人は感情論でしたけどねぇ…今や、息子を説教する時は理詰めになりましたね。
なので、聞いてると偶に笑えます。
だって、それは昔、私が主人に言った言葉だったりしますからね(笑)
喧嘩しなくなったのは、いつからだったでしょうか…
たぶん私が社会的に弱くなったくらいからですかね。
私が社会に適応出来なくなって…それでやっと、主人に守るものが出来たのかもしれません。
私は主人にとって弱者になった…
私にとって主人は必要な人間になった…
それでもまだ私は足掻きたいんですけどね。
もう一度、社会に適応したい…
もう一度、働きたい…
もう一度、一人でも生きていけるようになりたい…
だけど主人は、その逆を望む。
もしかしたら男の人って、そういうものなのかな?
昔…「お前は強いから、俺は必要ないだろ?」っと、何人かに言われ去られたことがあります。
私は恋愛をしたことありませんから、相手が勝手に告ってきて、勝手に納得されて去られた形ですけどね。
だから、そういうものなのかな?なんて。
まあ全員が全員、そうだというわけではないんでしょうけどね。
ただ…そう考えると、私は主人のプライドを守る為に、常に社会的弱者でいなきゃいけないんですよね〜
私が一人で外に出れなくなったことを主人は喜びました。
私が働けなくなったことを主人は喜びました。
私が半身不自由になったことを主人は喜びました。
そして私が太ってしまったことを主人は喜んでます。
屈折した愛情…
私は、主人のソレをそう考えています。
主人の中にあろう劣等感や虚無感を満たす為に、今の私が必要…
主人が更正したのは、その劣等感や虚無感が満たされているからではないのか?
私は、そう考えています。
まあ「守りたい」という気持ちがあり、それが更正に繋がり、また、それが純粋に「愛」なのかもしれませんが…残念ながら、私に恋愛感情は分かりませんからね。
まあ、とりあえず紆余曲折して、主人は更正しましたという話でした。
長々と昔話に付き合っていただき、ありがとうございました。
(゜)(。。)ペコッ
私の主人は長い時間をかけて、今の主人になりました。
今考えると、最初の頃の主人はダメダメ君でしたからね〜
仕事に関しても、甘い考えで、遅刻や欠勤を軽く考えていました。
まあ勿論、私がクドクド説教しましたよ。
無遅刻無欠勤こそが大事。人に信用信頼してもらえるようになるには、それしかない!と。
いくら仕事が出来ようと、上が評価するのは、その部分なんですよ。
無遅刻無欠勤の人間になら、信用して仕事が任せられる…たとえ手が遅かろうと、確実に仕事をこなせる…そういう人間こそを欲する…それが会社。社会というものなのです。
まあ、今は理解して真面目にやってますけどね。
そのおかげで、評価が物凄く高いみたいです。但し、給料には反映されてませんがね〜(苦笑)
ただ、出向先の会社からは、ちょくちょく勧誘されているみたいですよ(笑)
でも…まだ私は信頼はしていないですね。
主人の中には、まだ拗ねる癖が残ってます。
自分一人で働くことに、こだわってるのは、なにも私の体調だけを考えてのことではないのです。
主人は…私が働くと、自分が無能だと感じると言っていました。そして、自分は不必要な人間だと感じるとも言っていました。
だから私は、強くは出れない…
私が働くということは、また主人に無能感無気力感を与えることになるからです。
まあ悩みどころですよ。
金をとるか…主人をとるか…
まあ今は様子見ですかねぇ…
息子も出来るだけ早めにバイト先を決めると言ってますし…なんとかは、なるのかなぁ…?
ああ因みに、ダメダメさは息子の方がマシです。
仕事というのは、無遅刻無欠勤が当たり前だと認識してますからね。あと借金(街金融)はダメとも認識してますし…
うん…いい反面教師になったかもな〜(苦笑)
とりあえず病院代と最低支払い額(光熱費とか)さえ稼げればいい!
主人は、やっとランクを下げて就活をするようになりました。
だいたい、こんな御時世に資格なし中途採用で20万以上とか狙ってる方がおかしいんですよ。
とりあえず、生きていければいいじゃないか。
因みに、足の治療は金がかかるので、途中で病院行くの止めました。
毎日、病院行くだけでも苦痛だっつうの!
動かす度に激痛がはしるわけですからね〜
そんなマゾのようなことはしたくない。
というわけで、私は、ほぼ寝たきりになっちゃいました。
そして、主人がとりあえずバイトに行くようになって…足の激痛も良くなってきた、そんなある日…
またまた理由は分かりませんが、今度は左腕が動かなくなっちゃったんだよ〜
マジ、ビビった。
ああでも、今は、かなり良くなりましたよ。
病院は行ってませんがね(笑)
で、それから少しして、主人が不当解雇されました。
でも、たまたま次の日に、主人が面接の予約をしていて、それが受かっちゃったんだよね〜
で、やっと安泰という時に息子からSOSが!
なんと息子、ブラック企業につかまってたの。
で、通信学校を辞めさせられそうになっていたのです。
なので、私の介護を理由に無理矢理(?)救出。
無事、息子が家に戻ってきたよ〜
そして、現在に至る。
だからまあ、主人は今の息子を見て、ヒモ時や自堕落な頃の自分を思い出してイヤなんだと。
それが喧嘩の原因だね〜
だから私から見ると、どっちも同じなのさ〜(笑)
ある日、大喧嘩しました。
私は力はありませんが、口だけは達者ですからね〜
まあ、痛いところを突きまくったと思いますよ〜
で、主人が変わりました。
私の進言通り、役場に相談に行くようになりましたね。
でも、生活保護は申請させてもらえなかったですね。なので、国から、お金を借りることにしました。
せっかく借金終わったのに、また借金ですが、餓死するよりはマシですから。
でも、それも限度額がありますから…結局、問題を先延ばしにしたに過ぎませんでした。
ああ因みに、大喧嘩後しばらくして、主人にやっと病院に行く許可を貰えましたよ〜
私一人では行けませんからね、病院。
まあ私は、薬の力でも借りて、一人で外に出れるようになりさえすれば、勝手にパートに行く気満々でしたけどね。でも、そこは主人に内緒で(笑)
で、病院代も加算され、いよいよ餓死かなぁ…って時に事件が起きました。
主人が朝になっても帰宅しないという事件がね。
私は、主人を追い詰めている自覚がありましたから、主人の自殺を考え、勇気を出して一人で外に出ました。
いやぁ〜、人間、切羽詰まれば、案外、行けるもんですね〜
バクバクでしたが警察署に行って、事情を話し、捜索願い出しましたよ。
但し、左足を犠牲にしてね…
何が悪かったのか…私にも分かりません。
その日から、私の足は激痛で動かせなくなりました。
今も、痛みがあり、普通の人のようには歩けません。まあ、激痛が無くなっただけマシかな。短時間なら歩けるしね〜♪
ああ因みに主人は、その日の昼間に帰ってきたみたいですよ〜
まったく、人騒がせな!
そして、私の動かせなくなった足を見て変わった…のかな。
以前の優しさを取り戻し、献身的に介護してくれるようになりました。
自堕落な生活も止めましたしね〜
私の介護があるから(笑)
リーマンショックが起きました。
主人がリストラされました。
良くなり始めていた私の体調は、また再び悪くなっていきました。
それでも私は、今度こそ2人で協力し合うべきだ。
病院で薬を貰い飲みながらでもパートに行く。そう主張しました。
でも主人は、受け入れてくれませんでした。
それどころか、「俺を馬鹿にしてるのか!」と怒り狂いました。
私は主張を引っ込めるしかありませんでした。
でも、しばらくは良かったのです。僅かではありましたが退職金もあり、失業保険もありましたから。
でも、それも底をつき始めました。
なので私は、年金貯金を解約しました。老後の保険にと、とっておいたんですけどね…
まあ、餓死するよりはマシですから…
そのお金で、私は先ず、主人の残りの借金を全額返済しました。コレで、もしも私達が死んでも、息子に負の財産は残らない…
私は安堵しました。
でも、その安堵がまたいけなかった。
私の体調は、益々悪くなりました。
その間、主人は、どうしていたか?って。
堕落していましたよ。
自堕落な生活を送り、好きなように飲み食いし、太ってしまいました。
私の忠告も聞かず、ただひたすら拗ね、私に暴言を吐くようになりました。
私は、お荷物なんだそうですよ。
ハハハ…笑えますね。誰のせいで、こうなったのでしょうね。
私は、今も根に持ってますよ。
たぶん一生、根に持ってますね(笑)