おんぼろ傘

個人的にこの問題で会社が今までしてきた対応は悪手でしかないと思うし、知らなかったは到底通らないよね。ただそれこそ今頑張ってる若いタレントからしたら、自分たちは預かり知らぬ、共有できない昔話で、その子らにまで責任を背負え、消えろと責めるのは間違ってる、と思う。敗戦国の日本国民は滅ぶまで謝罪し続けねばならんのか？って話と似てないかね。

でもそんな時代を知らない世代からしたら、目の前の事が全てだもんな。耐えて頑張った先輩達に、敬意は持てても共感はできんだろうし。あげく会社がこんな事になってるとあっちゃ、結局逃げるが勝ちだったっしょ！みたいな感じなのかね。

ただ話が当たり障りない程度に終始するほどに、この人たちの世代は今でも言えないような理不尽な仕打ちを山ほど受けたり、目の当たりにして、それらを苦心して飲み込んでやってきたからこそ今がある、って事を自覚してるんだろうな、と思わされるのよね。同じ思いを後輩たちにさせたくないって気持ちで尽力してくれた、彼らみたいな人達がいたからこそ、会社が昔に比べて良い環境になってきたのはきっと間違いなくて。そういう事を考えると、まだまだこれからって若さで見切りをつけてしまった若者に対して、もったいないというか…判断早計だったのでは…？って、正直思ってしまうんだよな…。

色んな意味で、やっぱ大人だよなこの人たちは、と思うばかりな会談だったかな。視聴者の聞きたい話題に触れつつも深いところは語らない。まぁ触れることすらタブーだった時代から思えば、これも十分すごい事ではあると思うけどさ？

中居くんとトニセンのサシ飲み企画の金スマを途中から見たんだけど、やっぱ微妙に当たり障りないというか、その話もーちょっと深掘りしよっか！？ってネタをサッと切り上げて別の話題になる辺り、まぁそんなもんよね…みたいな感慨に陥りますね。いや何もかも明け透けに言うべきとは思わんけどさー。