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不思議ちゃん?

先日、たまたま草間彌生さんの話題をTVで見かけました。

名前だけは知っていたけど、書道家さんかと思ってた。
そしたら、あの、鮮やかな色彩の洪水。禍々しさを孕んだ美しさ。
ちょっとググってみたら、あの絵画のモチーフは、実際に視ていたものなんだとか。幼い頃から幻視や幻聴に悩まされてきたそうです。


そういえば、私は、物心ついた頃から、不意に現れる光の粒の流れを見ていました。

TVはまだ白黒で、カラー映画を見る機会もなく、だから、とても綺麗で柔らかなパステルカラーの光の粒が目の前に現れると、嬉しかったのです。
更に不思議だったのは、流れが見えると、必ず同じ旋律が聞こえたこと。
ハープを静かに鳴らすような、ポロポロン、という音色で、光が斜め上から斜め下に流れる時は高い音から低い音に、斜め下から斜め上に流れる時は、低い音から高い音に、弦を1本ずつはじいていくような音でした。
(その音がハープに似ていると思ったのは、小学校に上がって、ハープ、という楽器を知ってからです)

成長するにつれて、それが現われる回数が減り、高校生になる頃には完全に見えなくなってしまいましたが、今でも記憶に残っています。


子供にはよくあることなんだろうと思って、小トトロに、色々と話をすると、

いや、それ普通じゃないから。

とか、

多分それお母さんだけだと思う。

とか言われることばかり。

子供の頃の私の頭の中は、少し不思議な造りをしていたのかもしれません。。。


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