ご無沙汰です。
さて、何年か前に映画化され話題になった、通称「僕妹」
ふいに気になって、Ama〇onで全巻を安く購入しました。
感想は追記です。
というか、感想というか批判ですね……。
かなり辛口になりますのでご容赦ください。
前から気になっていて、友人に借りて全巻読みました。はっきり言って、面白くない上に、キャラクター達にイライラします。
まず主人公?の頼。生まれた頃から一緒の妹を、どうして好きになる…?謎すぎます。私には兄がいますが、こんな兄がいたら普通、気持ち悪すぎて家族の縁を切ります。兄が妹を好きになる理由がない。あと本当に中学生ですか?「セックスする以外で汗流したくない」?こんな人現実にいたら、ドン引きです。痛すぎます。しかも自分が好きな人、仲良い人以外には恐ろしい位冷たいです。いくら気に入らない女の子だろうと、ベットから床に落としたり、最低です。こんな人に惹かれろって方が無理です。
妹の郁も、可愛いだけでぶっちゃけ何の取り柄もない。馬鹿で、愛らしいという部分まではまぁいいです。性格といえば、わがままで泣き虫で自分勝手で自分本意。どこが他人に優しい女の子なんでしょうか。ただ兄に甘え、自分に優しくしてくれる人に甘えるだけの、主体性のない人です。こんな魅力のないヒロインにどうして周りが惹かれるのかも謎です。
他キャラは至って可哀相。郁の友人は少女漫画によくある、郁の好きな人を付け狙う悪い女として描かれていますが、郁が良い子()なことを全面に押し出す為だけのただの引き立て役になっています。
まず大前提として、家族にそんな恋愛感情は生まれません。生まれた時から人間はそういう風に出来ています。仮に生き別れた兄妹や父娘が再会し、その愛情を恋愛と勘違いすることは稀にあるそうですが、もし互いが他人で幼なじみであったとしても、恋愛感情は生まれることはほぼありません。俗に言う、幼なじみが自分に恋愛感情を持つ、というフィクションではよくある設定も、現実の幼なじみでは稀な話なんですよ?
最後に、近親相姦はダメ!絶対!