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ボートはゆっくり沈む

思いっきりセックスの話をしているので追記にたたみます。どうしても忘れたくなったので、自分のためにメモしたくて、ごめんなさい。
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きみの心の扉を叩くのは

年度が変わるといろんなことが変わりますね。ついに恋人は新社会人になりました。わたしは彼が大学一年生のころから知っているので、すごくヘンな気分です。あの生意気でダサくてでもなんとなくかっこよかった彼が、自分でお金を稼ぐようになるなんてね。わたしも年をとるわけですね。

恋人の勤務地が発表されました。そんなに遠くないところでした。ひとまずは安心しました。もしかしたら、わたしが仕事をやめないと一緒になれないくらい遠くに勤める可能性もあったので。
安心はしたのですが、彼は4月から研修づけで、先週から地方に行ってしまい、5月まで帰ってきません。わたしは彼に3週間会えません。たった3週間です。わたしもたいしたことないやと思ってました。でもダメみたいです。今日で会わなくなって1週間ですが、寂しくて仕方ありません。誰にも会いたくないような、ずっと誰かといたいような、ヘンな気分です。
最初の1週間が1番つらいんでしょうか。それともわたしの仕事が忙しいから、それで参っているんでしょうか。そうであってほしいです。たった3週間、恋人に会えないだけでこんなに寂しくなるなんてダサいです。かっこよくないです。大人じゃない。でもきっと、彼に電話をかけて、素直に寂しいと言ったら、彼はだらしない声で笑うんでしょう。かわいいねと言うんでしょう。あー、悔しいな!あの人がわたしと同じくらい寂しく思っていたらいいのに!


会いたい

満遍なくできるだけ祈るよ


最近恋人が一人暮らしをやめて、お互い実家暮らしになって、毎週どこかへ出かけるようになりました。その分だけ、喫茶店でお茶をする回数が増えました。
今日もいつもみたいに恋人の向かいで紅茶を飲んで、彼の顔を見て、なんだかこれはすごいことだな、と思った。毎週会って、たくさん話をして、あるくときは手をつないで、それでも全然飽きないなんて。
どうしてか、ここ最近ナンパやらセクハラに遭うことが多いです。(これは本当に嫌で嫌で仕方なくて、なめられてるみたいで腹が立つし悔しいし気持ち悪いし、年上の既婚の男性というものが嫌いなりそうです。)でもその度に、たまたまその場に居合わせてわたしのことを抱き寄せてくれたり、相手のことをどついたり(このときはほんとに驚いた)、電話でわたしよりずっと怒ってくれたり、恋人はいつもわたしのことを助けてくれる。
他の男の人に触られるのは鳥肌がたつくらい嫌なのに、恋人に触られるのは全然嫌じゃない。むしろすごく嬉しい。勝手に顔が笑っちゃう。なんでだろうなって、最近はよく考えますが、きっと理由なんてあってないようなものなんでしょう。

二人だけの話だけど、結婚の話をすることも増えました。一気に同棲と入籍をするのは疲れちゃいそうだから、まずは二人で目標額までお金を貯めたら同棲して、半年くらい経ったら入籍しようねって。
でもきちんとプロポーズをされたわけじゃありません。おれが就職して自立したら期待しててねって言われています。わたしはそのとき嬉しくて仕方なくて恥ずかしくなって、そのときは指輪ほしいな!でかいキャンディーとかついたやつ!とか訳の分からんことを言い、彼も照れて、じゃあメリケンサックあげるよ!とか訳の分からんことを言っていました。
メリケンサックをもらう日が楽しみで仕方ありません。どうか今年も心穏やかに過ごせますように。彼にもらったたくさんのものを、少しでも返していけますように。



やっぱり、君の隣が一番落ち着く
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わたしは何度も呼びかける

お久しぶりです。3月くらいから仕事に忙殺される日々が始まって、いまも忙殺真っ最中です。全然家でご飯が食べられない……
ブログを書いていなかった間にもいろいろなことがありました。仕事でまいってしまったわたしのために恋人が終電で会いに来てくれたり、就活で恋人がまいってしまったり、無事内定をいただけたり。バタバタしていて恋人の内定祝いもまだできていないので、ちゃんと時間をつくっておいしいものを食べたいなあと思います。
今日は、今年の夏に行った旅行のことを書きとめておくことにします。

今年の夏は、3時間くらい船に乗って恋人と二人でとある島に行きました。
島に下りたらすごく暑くて驚きました。今年は昼間に全然外に出ていないからかもしれないけど、日差しが刺さるみたいだった。
到着してからお昼ご飯まで少し時間があったので、海沿いの道を散歩しました。古い家やアパートが建ち並ぶ道を抜けるとすぐそばにたくさんの船が停まっていたりして、映画の中みたいだねって話をした。
お昼ご飯はお寿司を食べました。これがおいしかったなあ。魚のあら汁が特においしかったのでまた食べたい…。普段は二人でお寿司なんてほとんど食べないのに、旅行先では気軽に行けちゃうのが不思議ですね。
一日目のメインはダイビングでした。恋人もわたしもいままで一度もやったことがなくて、いつかやってみたいなと思っていたんです。レクチャーを受けて、耳抜きの練習をして、諸々の装備を背負ってヨロヨロになりながら海へ!
最初は理由もなく恐怖心があったけれど、すぐ目の前を当たり前の顔をして魚が通り過ぎていくのが本当に綺麗で、わりとすぐに慣れました。恋人と目を合わせるような余裕は全くなかったけど。
ここはわたしの住むところとは違う世界なんだと思いました。すごく綺麗だった。夢を見ているみたいだった。もっとたくさん経験して、もっとたくさん綺麗なものを見て、いつかライセンスもほしいなあって思ってしまった。
くたくたに疲れて身体を引きずって温泉に入って、ご飯を食べて、その日は早々に眠りました。

二日目は山に登る予定だったけれど、あいにく天気に恵まれなくて、急きょ予定を変更してバイクをレンタルして島を一周してみたんですが、それがすごく楽しかった!孤島って、それだけで社会が完成しているんですよね。寂れた漁港があって、繁華街があって、誰もいない砂浜があって、住宅街があって、そういういろんな面が見られるのが楽しかった。
そもそもバイクに乗るときって、恋人にぎゅっとしがみつけるから、それだけ幸せなんですけど。

恋人と旅行に行くと、いつでも夢を見ているような気分になる。これは魔法なんだと思う。二年と半年が経ったいまでも、わたしはバカみたいにその魔法を信じている。
どんどん未来のことがリアルになっていきます。不安がげんじつのように想像できるようになっていきます。でもこの魔法を、気持ちを、信じて進むことができればって、わたしはそればっかりをお祈りしています。



話題:恋人との旅行

南極点に行こう

お久しぶりです。あけましておめでとうございます。とんでもなく気まぐれなブログですが、どうぞ今年もよろしくお願いします。

一ヶ月前はバレンタインでしたね。今年は珍しく、お菓子を手作りしました。ガトーショコラを焼いたんですが、オーブンで焼くようなちゃんとしたお菓子を作るのが相当久しぶりだったので緊張しました。結果焼きすぎてしまった。
ラッピングは省略してふた切れタッパーに詰めて、旅行かばんにしまいました。先月は恋人と旅行に行く約束をしていたんです。だから旅館で食べてもらうことにしました。

高速バスに乗り込んで、途中わたしはガッツリ寝て、3時間くらいで目的地につきました。
今回の旅行は小さな温泉街に行ったんですが、平日だったこともあって、全然人がいないしお店も閉まってるし少し不安になりました。とりあえず適当なお店に入って、うどんを食べました。おいしかった。それから温泉まんじゅうを食べて、坂道を登ってお参りをして、飲泉をしました。わたし、飲泉ってはじめてやったんですが、温泉ってめっちゃまずいですね!
歩いてる間、恋人とは何を話したのかなあ。不思議と全然覚えてないんです。でもすごく落ち着いた穏やかな気持ちで、さらさら砂みたいに話してた気がする。

乗ろうとしていたロープウェイは運休していて、予定より早いけど旅館に向かうことにしました。わたしたちにしてはかなりいい宿を予約していて、電話をしたら車で迎えに来てくれて、わたしはその時点でかなりびびりました。
でも部屋に案内してくれた中居さんと話していたら、そんな気持ちも吹っ飛びました。若僧二人にもきちんと接してくれて、話も面白いというかちょっとファンキーだし、心置きなくくつろぐことができました。
夜ごはんまでまだ時間があったので、ひとまず温泉に入って、旅館の中を探索して、部屋に戻ってケーキを渡しました。恋人はすごく喜んでくれて、おいしいって言ってくれて、ひと切れはわたしが食べようと思っていたケーキをふた切れとも食べてくれました。どっしりとしたケーキだからお腹いっぱいになるし、恋人は旅館の夜ごはんを楽しみにしていたし、それでも全部食べてくれたのが嬉しくて仕方なかった。

少し休んで、部屋で夜ごはんをいただきました。これがすっごくおいしかった……!!今まで食べた旅館のご飯の中で一番おいしかったんじゃないかな。でもその前にケーキを食べていたのでお腹が苦しくて、たまに二人とも休憩して、部屋をぐるぐる歩き回ったりジャンプしたりしました。お行儀悪くてごめんなさい。
食べ終わっても苦しくてしばらく動けなくて、少し休んでからまた温泉へ行きました。部屋に戻って、二人で日本酒を一本飲んで、穏やかな気持ちで眠りました。

二日目は、朝ごはんを食べて、温泉に入って、牧場に行きました。
冬の牧場は全然人がいなくて、だだっ広くて、不安になるくらいだった。小さなゲームセンターがあって、そこに入ったらお互いの話す声が聞こえないくらいの大音量でいろんな機械が喋っていて、余計に不安になったけど恋人と一緒ならそれも楽しかったです。手をつないでたくさん歩いて、牛や羊やうさぎを眺めました。羊の毛皮の中に手を突っ込んだら、すぐに汗をかくくらい暑くて驚きました。
お昼ご飯を食べたら、思いの外やることがなくなってしまってわたしたちは時間を持て余しました。あれなら帰りの電車はもっと時間を早めてもよかったかも。仕方ないから喫茶店に入って、ビールを飲みながら話をしました。それでもやっぱり暇だから、二人で携帯でオセロをしました。わたしもすごく弱いほうなのに、恋人にはぼろ勝ちしてしまいました。やったね。

帰りのバスの中でやっぱり恋人は寂しそうでわたしは心配になったけど、今回の旅行は、東京に戻ったあとも恋人の家に泊まることにしていたので、いつもの旅行よりは大丈夫だったかな。
バスの中で袖を引っ張ると、何も言わずに誰にも見えないように手をつないでくれる恋人が好きです。また秋になったら一緒に旅行に行けるといいなあ。


恋人との旅行
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