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医者に行った。

当たり前だよ。
叱られたよ。

自分の管理をちゃんと出来ない。

上手くやろうとすら出来ていない。

アルコール乱用、過食嘔吐。

…正直自分をせめて楽にする手段だった。
間違えた方法だったなんて知ってた。
だけど、言い訳だけど、逃げ馬がなかったんだよ。

もっと真面目に自分と人と向き合って闘って、真っ当な人生を生きれば良かった。


何にも言い訳できない。
馬鹿だって、弱かったって、それ以外私にはなかったんだ。


何も出来なくてごめんなさい。
甘えてごめんなさい。

殴られても詰られても、罵倒されても、
もっと強くなれば良かった。

ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。

全てにごめんなさい。

産まれてきた全てにごめんなさい。

お金が欲しいんじゃないの。

今は親から借りてる。
親はお小遣いだって言って渡すけど、
そうじゃないの。

それは私のお金じゃないの。

私が苦労して、頑張ってやっと手に入れた私のお金じゃないの。

親のお金使えばひどく虚しくて情けなくて、自分が嫌になる。

使い方さえまともに頭が回らない。
無駄遣いが増える。
物は買わないけど、
お酒飲んで気を紛らわすように遊ぶ。
それは純粋に楽しいけど。
それは大金じゃないけど、でも罪悪感に等しい大金。

貯金してコツコツ貯めて、可能な限り節約して…そんな自分はどこかに行った。

稼いだお金は私の成果で、確実に自分を評価するものだった。

今は違う。

親のお金でただ浪費する体たらくに成り下がった。


稼ぎたいの。
自分の足で、自分の手で。
人に誇れるお金を稼ぎたいの。

貰うお金は自分をどんどん落ちぶれさせていく。

ちょっと泣きたくなった…。

胃の調子が悪くても、食べても吐いてしまう。

でも胃酸の関係で少しだけでも食べたい。


夜の夕飯を少しだけ口にしようとした。

普通の白いご飯に炒めもの。消化できなさそうな人参のサラダ。焼いたサンマ。野菜の炒めもの。
…匂いだけで吐き気がした。
その後立ってられるくらいにはなったから重湯を作った。
吐いちゃったけど…。

ご飯は家族用で病人用じゃない。
作って欲しいって我が儘言うのがいけないけのもわかってるけど、なんか悲しかった。

家政婦だと思った。

1日寝ていた。
起きられなかった。

夜、胃酸の関係で食卓に降りていった。


その時思った。
私は家政婦なんだ。


1日掃除を怠ったおかげで妙に散らかった。


食べ物以外を乗せたくなかった食卓には、片づけ途中のストッキングや靴下があった。


ああ、そうなんだ…。
生活費出してもらった。自分の貯金で賄えない分は親に借りた。
経済的には住む家も学歴も困らなかった。


だけど、いる存在としては、ただの家政婦だったんだ。

産みたかった、女の子が欲しかった…。
でも、生んだ後は殴って詰って、人の心なんて見なかった。

産まれたことを感謝した。
だから?
それはないがしろにしていい言い訳になるの?

今謝って、それでも本質を見なくて、それは謝罪にも何もならないでしょ。


親を恨むよ。
死ぬまでずっと。
人としては哀れだと思う。

だけど、私の人生を酷くした辛くした事実は消えない。


具合悪くても、何があっても、所詮私は家政婦。
家のために何かしなきゃ何の意味すらない。

淋しい淋しい

音の中にいることが、人の中にいることが。

吐きそう。
泣きそう。

さっきまでの喧騒に泣きそうになる。