みねを見れるだけで胸いっぱいだったあたしは、
3年間みねと関わるつもりはなかった
理由は、下らないけど
顔が赤くなるのが恥ずかしいのと、緊張すると変な喋りになってしまうのが嫌だったから、
そういう気持ちと
仲良くしたい自分が居て、自分が矛盾していた。
そして
教室に入ると沢山の人たちとみねがいた、
別に話すことはないけど目が合ってとてもどっくんどっくんと心臓が高鳴った
そして
あっという間に土日が過ぎた、
長期の休みみ明けの学校なんて普段は憂鬱だけど
みねを近くで見れると思うとそれだけでドキドキして楽しみで仕方なく
軽い足取りで学校に向かった。
その日の帰りは学校までお母さんが車で迎えてにきてくれた、
お母さんの車に揺られて帰りながら
ずっと新しいクラスの事をドキドキ考えていた。
来週からはずっと憧れだったみねとクラスメイトになれるんだ
嬉しかったけれど
人見知りの激しく怖がりな自分には不安も大きいかった。