2014-12-7 17:35
NARUTO映画、初日に行ってきましたー!
本当は一番最初の上映で観る予定でしたが、思いの他観客多数だったので二部目に観ることに。なにはともあれ映画公開おめでとうございますです!
内容としては、予告通りナルトとヒナタの話でした。私はノマカプだとナルヒナが一番好きなので二人がこれから幸せになるってのは嬉しかったです。そこは。
一番はな、夢的な意味で救われたのが本当に良かったけどな!
ということで、追記からネタバレたっくさんの感想いきます!
良かったってところとあんまりってとこが激しいので、ネタバレ+愚痴は読みたくないって方はバック推奨!
まず良かった点
・冒頭の墨絵。
NARUTOの世界観を現してて一番感動した場面だった。ナレーションが自来也だったから特にぶわってきたし、幼少から少年、少年から青年、青年から大人になっていくナルトの姿はとても感動的でちょっと涙うるっときた。あの冒頭は本当に素晴らしかった。
・BGM
元々いいが、盛り上がった時のBGMが1部のテーマBGMのアレンジっぽくて燃えた。ソイヤッ!が久々に聴けてもうめっちゃくちゃ嬉しかったです。ここもすごく感動した。アニメずっと追ってるからこそ感動だなって思いました。
・シカマル名言
シカマルは安定のシカマルでした。「ヒナタとどうなろうと知ったことじゃねぇがお前は忍だろうが!」的な言葉をナルトに言ってたのがとても良かった。名言。今回一番忍っぽいところだなって思いました。感情的なナルトを抑えたり叱ったりするのはいつも理性を持つシカマルだなあとしみじみ実感。 支えだなあ。未来の火影と補佐官は安泰。
あと敵の術を探るためにわざと敵に位置をバラしたのがシカマルらしくて良かった。頭脳派!さすが!
・サイが生き生きしてる
安定のサイにめっちゃ癒された。かわいい。シカマルとも結構話しててなんか新鮮だった。かわいい。心なんてなかった根の頃からの成長が凄まじいサイである。「体のケアだけじゃなく心のケアもサクラ一人に任せていいのかい?」あのサイがこんなこと言うとは思うまい。まあ空気読めてないところは健在だがそこがいい。ナルトにぐっさぐさだぜ!
・サクラうつくしい
いいお姉さんとして成長したサクラ。ヒナタとサクラの絡みが沢山みれたのがとても可愛かったです。大人ビジュアルだとサクラが一番好きです。 あと服もかわいい。平和になった木ノ葉ならお洒落もできるね!可愛かった!幻術フラグ回収もしたけどちょっと今更感であったwサクラとサイの絡みは相変わらず好きなんだ〜〜!
しょぼんナルトを鼓舞するのもサクラってのも良かったです。この二人はやっぱり、今までずっと一緒にいたわけだから、二人の間には強い強い絆があると思うのだ。ただこれもやり方がryげふん。
・ハナビはいつだってかわいい。
アニメSPを観ていたので、ハナビの性格等がはじめてわかってハナビ登場はすごく楽しみでした。映画観る前に日向姉妹の絆!ってコピーがあったのを見ていたので、姉妹共闘するのかな?と思ったけどそんなことは全然なかったでござる!残念!
しかも待遇可哀想すぎて!目があのまま戻らなかったら私はガチギレでしたマジで。しかしけろっとしてたなあとりあえず生きていて良かった……!
・ヒナタについて
ナルトに渡すための編み物ってのがすごくヒナタらしくて可愛かったし、渡す時の練習もくそかわいくて微笑ましかった。めっちゃ可愛かった。トネリの城に行ってハナビを救い出そうとか、使命持って破壊しようとする姿は、昔のヒナタじゃ考えられないほど成長したなぁと思いました。昔ならきっとおろおろして私なんかに出来るわけないよって目泳がせてたに違いない。強くなった部分と、昔のままの部分が垣間見えて良かったです。しかし素手で目玉くり抜くか?wwwあれはないだろwww
ただ残念だったのは、外部のヒナタプッシュである。かませトネリに日向の姫扱いくっそワロタ。そんなもんなくたってヒナタは可愛いし引き立ってんだよ!て思った。ディアンシー思い出す感じでしたね。
ナルトとキャッキャウフフしてるのはとても可愛かったし和みました。ただし中盤までな!後半は色々あれだったので私的にはそんなにでした。残念。でも烈の書のおまけはめっちゃ可愛かったのでありがとうございますってなりました。
・ナルト
きゃーっ!ナルトせんぱーーい!とモッテモテのナルトくっそわろたけど我愛羅と同じ状況ですね!よっ英雄!
大人になってもナルトの性格はナルトのままで、時々おっちょこちょいだったり鈍感だったりがとても良かった。背中届いてないの笑ったかわいい。
振られたからって不貞腐れるのもまあ、今まで初めて意識して告白して、好きだと自覚した後に今まで好意を寄せていた子が離れるんだから、そりゃあナルトにとってしょんぼりになるわなって感じでした。なんだけどな。ちょっとやり方がよくなかったな。まあ、失意ってことで一応納得はする。
あとアカデミー時代かわいい。七班かわいかった。
・サスケェ
危惧していたことがなかったので本当によかったです!出番に関しては特に不服はない。まあこんなもんなんだろうなと!スナフキン!しかしどこでヒアシさん拾ったんだろう。ていうか千鳥強すぎぃww
・共同破壊作業とか回想
まあありっちゃありな王道でしたね!ヒナタだと破壊するのにパワー不足だからナルトも加わるっての良かったです。マダラ戦ではナルトがヒナタに助けられてたから、その逆をやってくるのは良かった。
あとペイン戦のやつってアニメそのままだよね?wwペイン戦好きだったので銀幕で観れたのは嬉しかったー。
・雲隠れ
安定すぎたwwww相変わらず雷影は過激wwww
ビーが最初撃つ気満々だったのに、ナルトが月にいるとしり撃てないYOてしたのもよかったです。
・クラマかわいい
「月にクラマがいます!」はクッソシュールで笑ったが、月に字を書くクラマ可愛すぎ。字下手だから嫌とか可愛すぎかよ癒された。かわいい。
・大切なマフラーの送り主に泣いた。そりゃ大切だわ。
その愛を受け継いで、新しい愛を貰うっていうのもとても良かった。そこはよかった。マフラーはそこだけでよかったのだ。なんの変哲もない愛のマフラーでよかったのだ……。
・ED
結婚式絵は映画本編の絵柄でなく作者の絵柄だったので良かったなぁ。皆出てたし、イルカが感涙してたがもうな、今までずっとナルトを見守ってきたのイルカだもんな……てなりました。ところでサスケもいる?いるのか?と目を凝らしてそれらしき髪型見つけたけど木ノ葉丸でびっくりしました。サスケ多分あの場にいなかった、と思う。多分。あとネジの写真ちゃっかりいて天国のネジが絶対この場にいるなって思いました。絶対号泣してるw
うーんな点
・幼少ナルトとヒナタのやつ正直カットしていい
赤いマフラーを出したかったのだと思うんだけどあれはいらないって思った。幼少、しかもアカデミー時代であろう時にナルトとヒナタが話すっていうのはあんまりなぁ。そんな出来事なくたってヒナタはナルトをずっと見てたわけだし、あんまり幼少期の出会いとかやっちゃうと、ヒナタとの接点作りすぎて一部ナルトの「喋ったことあんまないし、暗くてじめじめしてて何考えてんのかわかんねーやつ!」の印象が削れちゃうんじゃないかなぁと……まあナルトが覚えてないって言えばそれで済む話なんですがねww
マフラーに関してはわざわざ幼少でやらなくたってナルトが秋口にくしゃみしてるシーンでも入れて寒がってたらヒナタはマフラー編むと思うの。
幼少クラスタだけどこんなに幼少いらないって思ったことそうそうないよ。多分これすっごく貴重だよ。
・幻術共有マフラー
くっそ笑ったしくっそないわって思った。ここから萎えがはじまった。
でも少しずつ二人の記憶と意識が混在するっていう演出は良かったです。今までのことを振り返るのも良かった。……マフラー以外に何かなかったんですかね……シュールすぎるよあのマフラー……ナルトを包むっていうより束縛みたいだったよ……こわい……マフラーの呪印こわい……。
あと記憶介入しないとナルトはヒナタの想いに気付かないのかよ!てなりました。気付かなさそうですね。進展しなさそうだもんね。だから記憶介入したのかもしれませんが、私としてはサクラが頑張ってくれたり色々してくれたからもっとなんとかなったんじゃないかなぁと思えてならなかったです。
たとえ記憶介入が必須だとしても、そこからナルトがヒナタを意識して好きになるって過程で、誰かのフォローが入ったらまた別の印象だったのかなーって。
・ナルト→ヒナタ急すぎて私がつまりどういうことだってばよ状態
ヒナタを意識したのはわかる。だがそこからお前が好きだってすぐなってHAーー?てなった。もっと時間置こうぜ!急すぎ!一体お前の心理に何があったの!サクラは!?てなったり色々。私的には、ナルヒナくっつく際にはナルトはサクラへの思いにけじめをつけてからやってほしかったのでテメェ順序違ってない!?てなりました。これはナルトが悪いんじゃなくて脚本のせいだと思う。本当に。もっとナルト側の視点がほしかった。
・かませトネリかわいそす
トネリに関してはただのかませで可哀想だった。悪役になりきれない悪役、雑魚でしかなかった。戦闘シーンは楽しそうだったからちょっと良かったものの、もう少しバトルしてほしかったなぁっていうのが本音です。
通常時の時は一族の歪んだ思想を受け継いだ独りぼっちな末裔、て感じでしたから、そこをもっと掘り下げて、回想とかしてくれたら、トネリ側にも色々あるんだなあとか思えたかもしれない。ヒナタへの執着に関しては、今まで独りだったから誰かに寂しさを埋めて欲しかったのかもしれない。それにしては描写が少ないし唐突すぎるのが難点。
・日向の姫(笑)
宗家の長女だから姫呼びなのかなとは思ったけどわざわざそんな呼び方しなくても!wwwて草回避不可能でした。ディアンシーかよ。ヒナタ大好きだけどこんな風にプッシュされるのはなんか違う。変にageしなくたってヒナタは舞台に立ってます。
大体ヒナタは今まで宗家長女として存在していたが、次女であるハナビが日向を継ぐことになって、葛藤が色々あったわけですよ。その葛藤を乗り越えて成長して今いるんですよ。それがよぉ、急に宗家長女感プッシュされてもよぉ・・・まあトネリ側達からするとそんなもん知らないのでハムラの子孫は全員王族みたいなノリなんだろうな。これもだいたい脚本のせい。
・カカシ「勘だ(キリッ」
火影となったカカシの任務は勘男になることだったといっても過言ではないほどカカシの扱いが酷かった。笑った。もうギャグだった。一番のギャグだった。
・各キャラ
ヒナタを出すならキバやシノも全面的に入れてほしかった。尺足りないってのはわかってたけどなんだかなぁ。不遇すぎじゃね?テンテンも喋らなかったし。
「ナルトがはじめて愛を知る」、ナルト軸だけの物語って意味なら、そりゃあ他キャラはそこまで重要視しないかって納得するかもしれないから、まあテーマ通りかもしれないんだけど、うーん。ナルト最後の映画なのになぁと悲しいところは否めない。せめて地球側で皆一つ一つ術やるくらいしてほしかった。月で戦うナルト達の支援とかよー。
あと我愛羅CMで叫んでたけど一切叫ばなかったなwww
・帰りの泉も幻術かと思った
泡に今までの姿が映されるのもあんまりなぁ、今までも振り返りがありすぎてしつこかった気がした。お姫様だっこして突っ切って〜ていうのは王道ぽいとは思った。だがしかしNARUTOで観るもんでもないとも思った。
2部、1部の姿のナルヒナが手を繋いで走ってるのも可愛かったんだけど、あるとしてもそこまででよかったなあと。やっぱり後つけ幼少いらん。正直2、1部もそこまでいらん。今までの積み重ねってのは重々承知であるが、あの頃の二人はそんなに仲良くないしなぁ……wwうーん、好みではなかった。好きだけどな!特に1部姿の二人が一緒にいるとこ観れるのは本当に嬉しいんだけど!な!
っていう感じでしょうか。詰め込みすぎて、唐突すぎることばっかだったのがあかんかった。
ナルヒナ物語です、あとはおまけですって体ならなるほどってなるかもしれない。正直アニメSPくらいの出来だったなって感じです。公式二次創作かよって思いましたすみません。でも鳴門もナルヒナも好きなんです。本当です。
色々あるけど、次世代への布石でやった感満載だったので、そのための映画って感じでしたね。
来年8月にボルトでやるらしいです。来年春の短期連載のを映像化って感じかなー。観るかどうかはそれに寄りますね。