この間観た「逆転裁判」の感想をつらつら述べてみますかっ。

実は映画館に行った経験がこれで人生で2度目。うちは最寄りの映画館に行くにも2時間はかかる田舎です。
あとは好きな映画が物凄く偏ってるので、観たい映画が少ないっていうのもあるのかしら。

ここからネタバレ注意です。
3日間で弁護士と検事が証拠と証拠をぶつけあいながら判決を下す「序審裁判」がある世界。元ネタの「逆転裁判」がどんなゲームか知らなかったけど、この時点で真面目な映画になる訳がありませんわ(笑)

まず主人公の名前に吹きました。成歩堂龍一、作中でその名前が出る度に「成歩堂」って呼んでるのか「なるほど」って言ってるのか一瞬考えちゃいます←
上司の綾里千尋弁護士が殺害された事件の裁判で、検事の幼馴染みの御剣怜侍と法廷で対決。その法廷のあと御剣が殺人容疑で逮捕されて成歩堂が弁護をするんだけど、過去に起きた「DL6号事件」と関係がある事を知ってすったもんだってお話です。

それにしても何ちゅー突っ込みどころの多いお馬鹿な映画なんですか!(注:褒めてます)
まず裁判真っ最中の法廷内で掃除のおばちゃんが床拭いてたり、勝訴したら紙吹雪が舞ったり。検事や弁護士が合図をすると3Dで映像が浮かび上がるとか、証人が人じゃなくて鸚哥だったりとかも。

でもストーリーの大筋としては結構真面目な感じかな?
「DL6号事件」で殺されちゃったのは弁護士だった御剣のお父さん。裁判の証拠だった拳銃を隠滅しようとしてたところを法廷係官だった灰根高太郎に見付かって、揉めてるところを撃たれたんだとか。でもその拳銃は検事の狩魔豪が不正に作った証拠でした。

綾里千尋のお母さんが霊媒師で、霊を憑依させて言い当てた犯人が灰根。
実は御剣もその現場にいて、揉めてる父親を助けようと転がって来た拳銃を投げたらそれが暴発しちゃったんです。撃たれたのは現場に隠れてた狩魔だったんですが、悲鳴でバレるのが恐くてそのあと御剣のお父さんを撃った訳で。

憑依した霊は「狩魔を息子が撃った」って言えなくて、憑依してまでも嘘を吐いたっていうちょっと切ないラストでもあったんですよね。
おふざけの中にこういうエピソードが隠されてるので飽きずに観られました。面白かったです♪

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