かれこれ10年以上前の話ですが、SFCで『学校であった怖い話』というゲームソフトが発売されまして、友人から借りてプレイしたんですが。
まぁ今で言うサウンドノベルです。主人公(=プレイヤー)は新聞部員で、学校新聞のネタにする為に6人の語り部から順番に七不思議の話を聞いていくというもの。
このゲームの凄い所は話数の多さ。
話を聞く順番によって話の内容が変わるので、6人×6話で36話プラス最終話6話、さらに隠しシナリオがいくつかで、合計50話くらい?怖い話が用意されていたらしいんです。
らしい、というのは実は
ろくにプレイしてないから知らないんです。
なんでかって、
めちゃくちゃ怖かったんですよこのゲーム!!
当時の私には刺激が強すぎて…!
初めて読んだ時の最終話が、語り部たちが突然主人公を殺すべく襲いかかってくる(確か殺人クラブというシナリオでした)、というもので…あまりの恐怖にそこでギブアップ。
しかも、ソフトを手元に置いておくことさえ恐ろしくて、即返却(どんだけ臆病だよ)
だから結局、7話くらいしか読んでないんです。
しかも恐怖に対抗する私の脳の防衛反応なのか、読んだ話もよく覚えてない。
覚えているのと言えば、
殺人クラブと飴玉ババァと、なんか蟻が蛇口から出てくるやつくらい。
(うろ覚えにも程がある)
で。
私はゲームと同じくらい読書が好きなので、小説を読むゲームが本っ当に大好きなんですよ!
なので携帯で(怖がりのくせに)ホラー系のノベルゲームをダウンロードしたりして楽しんでるんですが。
意外と怖い話って無いんですよねー。
ホラーと銘打たれてるわりに怖くないとか。
怖いというよりは不思議or不条理な話が多い。
そんなことを考えてたら、『学怖』の事を思い出しまして。
そういや、あれは怖かったなぁ〜。寝られなくなったもんな〜。
でももしかしたら、私が幼かったから余計に怖く感じただけで、実際はそれほど怖くなかったんじゃないのか…?
そう思うと、今更ながら『もう一度読みたいなぁ』という気持ちが数年前から強くなってきてたんですよ。
とはいえ、SFC本体はもう処分しちゃったし(ソフトは未だにヤフオクで取引されている)、実はPSにも移植されてるんですが、こちらは出荷枚数が本当に少なかったらしくて、超高値で取引されてて手が出せない。
そんなこんなで諦めていたんですが、ついさっき二次創作のサイト巡りをしていたら、見つけてしまった。
『学怖』のテキストを全話掲載してるサイト。
うわぁぁ!マジか!?
テンション超上がったよ!
(うるさいよ)
すげー!!
これで全部読めるよ!
とりあえず坂上とか荒井とか新堂とか、懐かしい名前に大感動。
序章だけ読んできましたが、本当に嬉しくて!勿体なくて中断してきました!(え)
でも、当たり前ですがテキストだけなので、音楽やら映像やら…『怖い演出』は体感出来ないんですよね。
『ひぐらし』とか好きなので小説も買ってますが、やっぱりゲーム版の面白さとは比較にならないし。
それを思うと、やっぱりゲームで遊びたいなぁ…とは思うのですが。
でも仮にゲーム版を入手出来たとしてもやる時間無いだろうし。
それなら携帯で読む方が、仕事の休憩時間にも読めていいんじゃないかな〜と。
うん、やっぱり読もう!
勿体ないからゆっくりじっくり読みますよ〜。
うふふ。
マジで楽しみだぁvv