ベイブレードX 28話
 2024/4/20

■ベイブレードX 28話
あらすじ『ついにシャッフルバトルフェスが開幕!!現役プロだけでなく引退したプロやスポンサーからもブレーダーがイベントに参加し、まさかの編成チームが出揃う。オープニングマッチから早速、未知の組み合わせチーム同士が激突しアツい闘いが繰り広げられる。誰も予想しなかったまさかのブレーダーまで参入する大注目チームの対決と、メンバーがバラバラになったペルソナの、投票のゆくえはいったい!?』
シャッフルバトルフェスが開幕。期間は三日間。イチゴーは注目のチーム(前回我々視聴者に紹介したチーム)をチーム名と共に発表した。投票システムなどのルール説明はゼロゴーの担当。
エクス、キング、タイショーは王と寿司。マルチ、ゆに、トグロはマルチ様とアタシ。バーンとパンと謎のブレーダーはイチゴパン。タクミとゾナモスとカドバーは男独楽。バードと冥殿とカルロは授業参観。何となく誰がつけたかわかるようなチーム名だ。
その頃控え室ではタイショーが握った寿司の最後の一つ(マグロの握り)を巡ってエクスとキングが勝負していた。どっちが食べるかはじゃんけんとあっち向いてホイで決める。キングが勝った。
キング「ははははは! 弱い、弱すぎるぞ! 王にこうべを垂れるがいい!」
エクス「はは〜!」
二人ともノリがよくて和んだ。
タイショー「タイショー殿。貴殿の握る寿司は絶品だな」「では、これは我がいただくぞ」「はははは! 王の胃に収まる事をこの寿司も喜んでおるわ」
キングって「タイショー殿」って呼ぶのか。スイーツ系のオリジナル寿司ばっかり取り上げられてるけど普通の寿司もちゃんと美味しいんだな(そうじゃなきゃ店が続かないだろ!)。
バーンとパンは当日まで秘密のブレーダーと控え室で会っている。イチゴパンというチーム名から推測出来る通り三人目はイチゴー。
バーン「欠場者が出たとはいえまさか君がメンバーになるとはね」
パンはお近づきの印に肉まんをあげようとして4Xだから食べられないと言われて驚いていた。バトルの時にどうするかはその時になってからのお楽しみ。
バーン「さて、我々は試合を控えている。私は仮面Xとの再戦を望みたいところだが、チョー・パン。君は?」「イチゴーくんは?」
勝手にバーンの髪をモフモフして遊ぶパンの自由さに笑った。全く気にしてないバーン様好き。
パンもイチゴーもバーンの問いに誰でもいいと答えた。
バーン「君達。そんなお気楽な調子で…」
イチゴーは俯いて小刻みに震えるバーンを見て怒ったのかと思ってふざけてる訳じゃなくて…と弁解しようとする。だがそんな事はなかった。
バーン「素晴らしい! ベイタイムシフト。人々を導くには心のゆとりもまた必要。全世界のベイブレードを愛する者達を大いに沸かせようではないか。行こう。チームイチゴパンよ!」
バーンは立ち上がってそう告げた。エクスの時ほど興奮していないのか女性を無許可でハグするのは駄目だと自制心が働いているのか、パンへのボディタッチは肩に手を乗せるだけ。
バードと冥殿は既に観客席(椅子が三人ずつに仕切られているからおそらく参加チーム用)にいた。バードは頂点に近付くチャンスであるこの催しにワクワクしている。カルロも少し遅れて到着。席順はバードが真ん中。
カルロは再会したバードに「引退した矢先に駆り出されるとはな」と漏らしたり、プロ時代の知り合いの冥殿に調子を尋ねたり。カルロがバードの肩を抱いて「知ってるか? 冥殿メイコといったら昔は…」と何かを教えようとして冥殿に止められるシーン好き。
オープニングマッチは王と寿司対イチゴパン。バーンとパンの仲間がイチゴーだとここで初公表。バトルの順番はランダム。ファーストバトルはキング対バーンになった。実況はいつものゼロゴー、解説はカドバー。
バーン「王を自称しているそうだね。ノブレスオブリージュ。君も同志だ」
そういう判定になるんだ。
キング「仮面に敗れる様はこの目でしかと見届けたぞ」
バーン「仮面Xは唯一無二のブレーダーだ。ベイブレードの未来を感じたよ」
キング「ふっ。いずれ必ず仮面も我が前に跪く事になる」
バーン「ふふ…」「万獣キング。我がユグドラシルに入る気はないかい? 君の力をより一層ベイブレード界に役立ててほしいんだ」
バーンはキングの事もユグドラシルに勧誘。だが当然断られた。
キング「貴様は大きな勘違いをしている。ベイブレード界に我がいるのではない。我の下(もと)にベイブレード界が出来るのだ! 悔い改めろ。王は貴様ではない。この万獣キングだ」
バーン「共にゆこう。次の時代へ」
二人は足を進めて近距離まで近付いて強い視線を交わす。そんな二人に会場は大盛り上がり。バードは「煽り方を見習わないと」と自主的にメモした。勉強頑張ってるな。
バーン「最速を存分に味わってくれ」
キングが必殺技を出した直後、バーン特有の現実世界の時が止まってイメージ空間内の自分だけが動いているような演出が発生。
バーン「残念だ。万獣キング。君を買いかぶり過ぎていたようだ。君の速さは仮面Xに遠く及ばない」
バーンはキングの肩を後ろから掴んで耳元でそう告げた。そしてフェニックスウィングはレオンクローのアタックをかわしてエクストリームダッシュを決めようとする。だがキングは避けてみせた。
バーン「これは…」
キング「愚か者が。貴様の事だ。不死原バーン。優れたブレーダーである事は認めてやろう。だが我が立つのは速さのみでは踏み入れられぬ領域!」
バーン「だが遅い! 獅子の足ではフェニックスに触れられはしない! 再び焼き尽くす! あっ…」
レオンクローはフェニックスウィングのエクストリームラインへの接近を阻んだ。
キング「どうした? 遠慮なく羽ばたくがいい!」
バーン「おぉ…おぉ…!」
キングが自分の想定を超えてくるのでバーンは感極まった声を漏らす。
キング「既に翼はもがれている! 落ちるがいい! フェニックスウィング!」
バーン「素晴らしい…。君のようなブレーダーがいる事はベイブレード界にとって幸運と言う他ない!」
勝っても負けても何かしら収穫があって楽しそうなバーン様ある意味無敵でいいよね。
キング「王道をゆけ! レオンクロー!」
バーン「飛翔せよ! フェニックスウィング!」
二人の激熱バトルの結果は同時バーストでドロー。オープニングマッチは一回で終わりだから決着はつかず。でも熱いバトルなので盛り上がった。バードも興奮して早くバトルがしたいと叫んだ。
キング「高い志とそれに見合う実力。気に入ったぞ」
バーン「君程の逸材に認められるのなら光栄だ」
二人「いずれ決着を」
セカンドバトルはエクス対パン。キングはパンのチームメイトとして甘く見ている訳ではあるまいな、高をくくって舐めていると痛い目に遭うぞと警告。エクスは明るい声で痛い目か、それは是非とも体験してみたいねと返した。エクスらしいなと思ってたらキングも「仮面らしいな」と笑っていた。
エクスはパンに君とも戦ったみたかったと伝える。パンは自信無いよ、でも本気でやるのは楽しみだ、キングの敵討ちには興味ない、でもキングとは当たりたくなかったかたよかったと言う。キングはパンに「我が選んだお前の強さを見せつけろ」と伝えた。
そうしていたらマルチ、ゆに、トグロのチームが会場に入ってきた。混んでて遅刻してしまったらしい。マルチは急いできたが余裕そう。ゆにもマルチに待ってよと言いながら追い付いた。最後のトグロは息を切らしている。トグロ…。
エクスはバトルの前にマルチが作ってくれた新ベイのドランバスターをお披露目。バードはお披露目の仕方をさすがにダサいと酷評。マルチももうちょい普通に紹介してほしかったとぼやく。
マルチはチーム全員の新ベイと新ランチャーを作った事をトグロに驚愕されゆににすごいと言われた。エクスがそのベイをマルチが作った事も公表したのでカメラはマルチを抜いたしマルチもそれに気付いてウインクしてピースした。可愛い。
バーン「七色のベイクラフターと仮面のブレーダーは小さな巨人を相手に何を見せてくれるかな」
バーン様はパンの事を小さな巨人と称するんだ。わかる。
皆のチーム名面白かった。エクスとキングとタイショーのチーム名は「王と寿司」と意外にシンプル。新人と元プロ二人なバードと冥殿とカルロのチーム名が「授業参観」で微笑ましすぎる。
ゆにがトグロの意見をガン無視して決めた事がよくわかるチーム名「マルチ様とアタシ」で笑った。「イチゴパン」もイチゴーとパンが決めてバーンが許可したんだろうな。
タクミとゾナモスとカドバーのチーム名の「男独楽」は誰が言い出しっぺなんだろう。クロムやシグルや仮面Yも参加してるんだろうか。
次回予告は王と寿司の三人でトーク。キングとタイショーがキング対バーンの話をしたり、エクスがバトルに興奮してたり、タイショーがキングにエクスとパンのどっちを応援するのか聞いたり。
少し映ったクロムが怖い。対談した時にバーン様すらハッとさせた目がグルグルしてる状態…今度は何がきっかけでああなるんだろう…。キングとタイショーが気配や登場に驚きエクスが「へえ…」と面白そうにしたのはクロムが出てくるから?



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