彼が出ていった時に、
綺麗に並べらていた漫画を床にばらした。

籠をひっくり返した。

チラシをぐしゃぐしゃにした。

彼の夢を見てしまって、
朝の夢見が最悪だったのか分からないが。

そんな無意味な事をしてしまった。

異常だと分かっていたが、そうしないと本当におかしくなりそうだった。

結局、残ったのは虚しさだけだったが。

いつまでも立ち直れない自分が情けない。

まだ好きすぎて苦しい