話題:今日見た夢

今日見た夢を忘れたくなくて、何となく記録する為に書こうと思った。

切ないお話し。

私の母親は病弱で死んだ。

母親の知り合いの40歳後半ぐらいの男性、私は『先生』と呼んでた。
私はその先生の部下として研究所で働いてた。

でも先生はえらい人であまり現場には入ってこない人。

だから私は、母親の知り合いである先生をあまりよく知らなかった。

でも、優しくて、クシャっと笑う顔が可愛かった。

研究所の会議室?みたいな所に全員集合した。

先生もいた。


会議が始まる前、皆んなが騒めく。

天井から火花が出てる、あぶないって。

私も一緒にいた部下の女の子も危ないと思って隣の部屋に避難しようとした。

先に部下の女の子が隣の部屋へ。

私も後を追う。

それを見ていた先生が私に向かって叫ぶ。

『そっちに行っちゃダメだ!あぶない!』

その声で私は先に部屋に入った部下が心配になり、追った。

そんな私を止めようと先生が私を追いかけてきた。

部屋に入ると奥に部下の女の子。

天井がグラグラ揺れて落ちてこようとしてた。

部屋の天井が落ちた。

部下の女の子の足の上、私の身体の上にも。

私に痛みはなくて、ただ目の前の部下の女の子が心配で。

女の子は足に何か刺さってるって足を瓦礫の中から無理やり引っ張り出そうとしてた。

私は、動いちゃダメ!って止めたけど、女の子は自力で脱出して私の所まで焦って来た。

女の子は私の背中をじっと見てる。

私の上にも瓦礫が落ちたのに、痛くない。

部下の女の子しか見てなくて自分の背中の温もりには気づいてなかった。

先生が、私の背中に抱きついて庇っていた。

先生の背中には瓦礫。

私を守ってた。

部下の女の子が先生の瓦礫を少しずつどけてた。

私は先生が心配でずっと名前を呼んでた。

先生に意識はあった。

私に、『怪我ないか?どこも痛くない?』って聞いてきて、私がないと答えると安心した顔でクシャっと笑った。

瓦礫はどけられたけど、しんどそうな先生。

私は先生と向き合って、『どこが痛いですか?』って聞く。

先生が私に倒れこむ。

私が抱きしめて支える。

先生が話し出す。

『君のお母さんが死んで、君のことをお願いされた日から、僕はずっと君を見守ってきた、君は僕の宝だ』

先生が私の頬を包んで、口づけ。

何度も何度も口づけ。

私は先生が死ぬのが怖くてずっと泣いてた。

力尽きて、私にまた倒れこむ。

また支えたけど先生は死んでた。

私を守って死んだ。

夢の中で、私はずっと先生が好きだった。

クシャっと笑う顔が好きだった。

姿を見つけると目で追ってた。

先生はずっと私を愛してた。

この夢にはまだ続きがある。

先生が亡くなった後、私は先生について調べ始めた。

名前も分からない、写真もない。

研究所内で探した。

先生の名前、既婚者だったのか独身だったのか、調べても分からない。

飲み会の写真を見つけたけど、先生の写真はなくて私は悲しかった。

これで、終わり。

長い夢だった。

書いてないけど、先生と2人で仕事するシーンもあったけど省いたよ。

そのシーンでは、先生が私の母親について話してた。

夢の中の私の母親はすごく優しくて、先生の恩師だったんだって。

私も現実にもこんな風に人に愛されてみたいと思った。

先生に会いたいから、また夢に出てこないかなー。

じゃ、ほんとに終わり。