十代って、長かった。
たぶん人生でいちばん長い世代なんだろうなと思う。
甘くても許される、失敗してもやり直せる。
なんだって出来るような気がしてた。

まだ二十代を名乗る資格はないかもしれないけど、私は社会的に大人な年齢になる。
逃げられないし、戻れない。
支えてくれる存在に頼るのは、たまにはいいと思う、でも甘えちゃいけない。


ちょっと語ってしまったけど、私、二十歳になるよ。
私という人間に関わって、育ててくれた人すべてに感謝してるよ。
もちろん成長したとは思ってない。まだまだだ。甘ちゃんなのはそのままだ。
それでも色んなことを与えてくれたし、教えてくれた。
結局人は生まれたときからひとりで、死ぬときもひとりだけど、他人と関わらないと生きてけないんだよね。


今日は家族と咲いてない桜をみにいって(山頂付近は何故か散るのが早かった?)
少し遅いランチ食べて、ケーキ買って、スーパーでワイン買って帰ってきた。

ワインはカッツの白ワイン。明日飲む予定。

平地の桜はやや散りかけてたものの、綺麗に咲いてたんだがなあ。
ゆっくり花見をするわけでもないので、遠くから咲いてる桜みて終わった。
やっぱり桜大好き。満開の桜を快晴の日にみたかった。

さて、今日の話はさておき、近状報告だけど。
ともさん…以前好きだと言ってた既婚子持ちの人と、3月の25日ごろから少しの間、職場が同じになった。

正直、顔を合わせるようになって、私があの人に対して何の感情も抱かないのは無理だと思った。私にはできない。私はともさんが、まだ好きなんだな。

でも、ともさんもわかってる。何のために私があの人にひどいこと言ってまで距離をおいたのか。もちろん私が、自分のために離れたかったのもあるけど、お互いに戻れなくなるのを避けるため。

まだ引き返せる段階だったから簡単に離れられた。その決意はしてた。
…が、いま、打ち砕かれようとしてる。

あの人にとって家族が何より大事な存在なのは一度思い知った。

しかも怒れる立場じゃないのに、電話したときあの人に軽く説教?してしまった。

「他の人に目移りしてる場合じゃないでしょ。最初から近づかなきゃよかったでしょ。」みたいな。

でも無理だ。職場が同じってだけでただの会社の人≠チていう距離を保てる自信がない。

友達みたいな関係でいたいって言われたって、私にとってともさんは、恋愛感情ありで好きな異性だし、踏み込まないで済む保証はないよ…

好きすぎてつらいってこんな感じかと思った。あきらめたくてもあきらめられなくて、こんなんじゃいけないって、わかってるつもりなのにどんどん間違った方向に進んでいく。

簡単じゃないね人の気持ちって。
自分で自分をコントロールできてない。こわい。

おっと、あと30分きってる!
もうすぐ二十歳のわたしより。