男にはこだわりがある。
特に、ハードボイルドな男(2)は、自分の着たい物以外には袖を通さない。
母ちゃんの趣味の物など論外だ。
男にはこだわりがあるのだ。

だがしかし、母ちゃんが自分の趣味に合うものを学び、提示してきた場合は別だ。
そんなときには自分も喜んで手を通そう。
母ちゃんに楽しそうな顔をさせてやるのも親孝行だ。
『これ、いいな』と着心地を確かめていると、母ちゃんが買ってくれるという。
だから、有り難く買ってもらうことにした。
こういう子供らしい1面を見せてやるのも、子の務めだろう。


男には、どうしても譲れないものがある。
母ちゃんは大切だが、俺も男だ。
レジ前でこちらを潤んだ瞳で見てくる、まいすうぃーと達を放ってはおけないんだ。
家に連れ帰りたいと訴えたが、
『こんなどこの小麦粉ともわからないような奴、家の敷居は跨がせないよ!嫌なら出ていきな!』
と母ちゃんは言う。

男にはどうしても譲れないものがある。
しかし、家族にはかえられない。
母ちゃんも父ちゃんも家で待つ愛車(トミカ)も大切なんだ。
まいすうぃーと達、待っててくれ。
いつか、母ちゃんを説得して迎えに行くから。
それまで、待っててくれ!

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長いわ!
どうも、椎名でございます。

息子の服を買いに行ってきました。
私チョイスの青や緑はお気に召さなかったようで、袖すら通さず逃げ回り、
好きな赤と黄色には喜んで袖を通した息子。
今まで試着を嫌がってばかりだったから、
息子が気に入るもの(色)なら試着もするのがわかったのは収穫でした。

そしてレジ前でお菓子が欲しいと駄々をこねる息子。
全然男じゃないぞ、息子。
ハードボイルドじゃないぞ、息子。

レジ前におもちゃとかお菓子とか置いておくなんて、
子供の駄々と焦る親の心理を巧みに利用してる店は汚いな!(褒め言葉)
よ!上手い経営戦略!(褒め言葉)

息子よ、そんな経営戦略に負けない強い男になってくれ。



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