今日 僕の店に

オカマと 思われる男性が
やってきた

恥ずかしそうに

品物を 品定めして
レジへ持ってきた

夜 相手を その気にさせる紅のキャミソールは
神秘的で レースが 色っぽい。

オカマと思われる彼は 誰の前で これを 着るのかぁ
とても 興味 深かった。

見た目は 普通だけど
やはり 手足 腰を くねらせて … 歩いている。

僕にとって
彼は 可愛らしい 女性に
見える。

しなやかな 指に
キラキラ光る指輪

彼は
一言も 話すことなく

この場を
立ち去った