突然ですが、劇団を退団することになしました。
本日、江坂の事務所に行って、そこで退団届けを提出致しました。。。
名前だったり、必要事項を書く時に、物凄く手が震えてしまって、
少し読みにくいことになってしまいました^^;
十九歳の時にひまわりの門を叩き、無事に合格して所属してから早二年半。
本当に、色々あったと思います。友人と喧嘩をしたり、演技の指導をなかなか
理解出来なくて、悪戦苦闘、時には先生の厳しい言葉に、泣いちゃったことも
ありましたね。その度に、同じ劇団の仲間達に支えられた面も、多々ありました。
劇団自体は、個性豊かながらも優しい面々に囲まれていたこともあって、互いに切磋琢磨
しながらも、良いライバル、良い友人として接することが出来、和気藹藹としていたと思います^^
かく言う私も、自分でも分かっていることですが、良く言えば個性の強い、悪く言えば我の強い
性格だったのですが、、、笑
劇団を退団する理由としましては、先日、バイト先の店長に、「正社員になってみたらどうか」
という勧めを受けたのが、まず大きな理由となっております。やはり安定した収入があるに
越したことはなく、それに加えて、いつ実るかどうかも分からない、そんな不安定な状況にあり、
劇団以外に資格も何も持ち合わせていない私としては、もしダメだった時のことを考えると、
本当に何も無いことになるからでした。
そして、以前劇団の先生も仰っていた言葉で、「いつまで、”夢”と語って許されるのか」という
言葉が、割と胸に残っていたのでした。小学生から高校生までは、まだ大きな夢を語っていても、
「頑張れ」と許される年代ですよね。けれど、二十歳を過ぎて、自分で稼げるようになってくると、
少し難しいことではあるのですが、線は何処ま引けば良いのか、ということになるのです。
少なくとも、私はそうでした。
私ももう二十一となり、来年には二十ニとなり、もう社会人として生きて行く年齢となった今。
資格も何もなく、夢を叶えられなかった時の保険も無い私は、夢と現実を天秤にかけて、そして現実を取りました。
前々から「〇〇歳までにダメだったら、劇団を去る」と決めていたので、それ程後悔はしていません。
私は、こうして自ら夢を諦め、現実で生きることを選択しました。けれども、勝手な押し付けではありますが、
劇団でこれからもがんばって行く仲間達には、是非夢を叶えて、表舞台で活躍して欲しいと思います^^
是非、自分の夢に向かって、力強く羽撃たいて、行ってください。
この場をお借りして、最後に伝えたいと思います。
みんな、ありがとう!