話題:なれそめ


続きです!




明け方に告白されて、朝から夜まで一緒に仕事して、仕事終わってから返事をする。
そんなよくわからないスケジュールになってしまいまして。
仕事自体は終わって私は社員業務、彼は先に帰って、私からの連絡待ちという流れでした。



仕事が終わり、携帯を見ると彼からLINEが。



彼「今日、話す?」


純「どっちでも」





正直、まだ気持ちはよくわからなかった。
好きなのか、舞い上がってるだけなのか。



彼「終わったらまた教えて」


純「もう終わったよ」




しかし店の駐車場には他のバイトが集まってしゃべっていた。
知られたくなかった。
社員とアルバイトがそういう関係だと噂になれば、贔屓だのなんだの言われてしまう。
信頼関係を壊さないためには、変な噂は避けたかった。




純「店の駐車場はまだみんな残ってる」


彼「じゃあ…○○の駐車場で待ってて」




店の近くにある、夜も解放してある駐車場で待ち合わせることに。



駐車場について、エンジンとめて、気持ちの整理。
私は彼のことを好きなのか、もしくは好きになれるのか。
いい人なのはわかる。
仕事も真面目で覚えも早いし器用だし、気配りもできる。
すごくいい人だし、何より告白されたとき、グラッとした私の気持ちは、あれは好きってことなのかな?
それとも、ただ浮かれてるだけで、しばらくしたら収まってしまうものなのかな…


彼にはなんて答えを出そう?
彼が到着するまでずっと悩んでいた。




10分くらいで彼が着いた。
車に乗り込む。




彼「…ひとつ、一応確認させて」


純「何?」


彼「俺たちはまだ、付き合ってないんだよね?」


純「…うん」


彼「今から答え聞くんだよね?」


純「…うん」


彼「…答え、出た?」


純「…んー…」


彼「…」


純「…」


彼「早くとどめ刺してくれ…」頭抱


純「ご、ごめん、実はまだちょっと整理できてなくて…」


彼「整理って?」


純「んと…私一応彼氏はいたけど、あんまり好かれてなかったから、付き合うって何するのかとかわかんないし、私、多分、(彼)のこと好きだと思う。でも、恋愛で好きなのか…まだわかんなくて…」


彼「付き合いたくはない?」


純「嫌なわけじゃないんだけど、多分、プライベートの私を見たら、幻滅するよ?笑  全然女子力ないし…」


彼「付き合うの嫌なの?」


純「嫌じゃないよ、嫌じゃないんだけど、だって…」



話してる途中で突然、彼が両手で私の顔を挟んで、彼のほうを向かせる。


彼「付き合おう!」



彼とバッチリ目が合う。



純「…はい…っ…」




あ、好きだな、と思いました。
そのとき、私は彼に落とされた。今はそう思う。


そんな感じで、私は彼の彼女になりました。
2014年、9月23日のことでした。





長かったなれそめ終わったー!
読んでいただきありがとうございます!
でも、このあとからまたちょっとエピソードありますので、後日更新しようかな…。



こんな感じで昔のことを紹介しながら、タイムリー更新もしたいな、と!
読者様も増えてて嬉しいです。
どうぞよろしくですー!