side-C

彼女でもなく友達でもない

あなたは
私をなんだと思ってるの？

寂しい時だけ会える
埋めて欲しいときだけ
必要とする

結局都合いい女かいな


って言ってる私も
あなたのこと
都合いい男だって思ってるよ

自分が最低なやつだって
半年前から気付いてる

分かってるけど
もうある意味心の中で
割り切ってる



さ、７月が始まるよ

辞めたい
辞めたい
辞めたい

会社にいても楽しくない
パソコン使わなくて
気も遣わなくて
さっぱりした人間関係の
会社で商品の開発とか
企画とかをやってみたい！

もう経理はやだ！！

何をしても勝てない
何をしても得られない


最初から分かってたはずなのに

『あの人』には絶対
何も上回れない

完璧な敗北。

もうキラキラしてない

またグレーでぼやけた毎日に
戻ってしまった

自分だけこんなに苦しいなんて
不公平で納得いかない

雑に作られた世の中で
息をするのが精一杯
もう終わりにしたい

終わりを切り出せない
自分にうんざりする

『恋は盲目』って
一番最初に言った人
素晴らしいと思う。

出会いたてのころ
付き合いたてのころ
一番幸せな時間だよね

恋が『愛』になって
それが５年１０年２０年と
一緒に歳を重ね最期まで
添い遂げられたら
本当に幸せだと思う。

私のおじいちゃんと
おばあちゃんは血が繋がって
いないのに、どうして
他人同士に見えないのだろう？

長く一緒にいると
自然とそうなるんだろうか


私のおじいちゃんみたいに
背が高くて優しくて食欲旺盛で
夢がある男と出会い

私のおばあちゃんみたいに
可愛くて料理上手で家事好きで
頼れる女になりたい

そしておじいちゃんと
おばあちゃんみたいに
一緒に苦難を乗り越えて
いきたい


だから、
私が結婚するまで
おじいちゃんとおばあちゃんに
元気でいてもらいたい

『死』なんてなくていい
私の心の中だけじゃ
生きてる証が足りない

いつも通りの『そこ』に
見えていて生きていてほしい