この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。
ログイン |
幽☆遊☆白書読みました。
今から燭台切光忠を見に行きたい!って方に水戸を楽しんでいただきたかったので観光ガイド的な何かを書いてみたいと思います。
1、どの時期に行くのがオススメか
・燭台切光忠展示期間は1/5〜3/30です。
・偕楽園梅祭りは2/20〜3/31です。また、この期間は徳川ミュージアムに近い場所にある偕楽園駅という臨時の駅が開きます(下りのみ)。
・茨城県立歴史館にて国宝 フツノミタマノツルギ(神代三剣の一つの複製品・奈良〜平安時代制作)の展示が2/6〜3/21までされます。
・梅の開花時期は、もうすでに咲き始まっていますのでいつでも見れると思います。満開の時期は2月あたりかと。
2、移動手段
・水戸駅からバスを利用するならば、水戸駅北口の「茨城交通 水戸駅前案内所」にて「水戸漫遊1日フリーきっぷ」を購入すると徳川ミュージアム付近までの往復だけでも多少安く行けます。さらに偕楽園好文亭、弘道館、茨城県立歴史館などで割引の特典があります。
・水戸駅から徳川ミュージアム、偕楽園、歴史館まではかなりの距離があるので徒歩はおすすめしません。
3、おすすめの観光地
・徳川ミュージアム
入館料 1,100円〜
燭台切光忠が展示されている博物館です。
光忠だけ見て帰る方もいるかもしれませんが、ぜひ光忠が展示されている部屋の入口前の廊下にある「水戸の殿様のくらし」みたいなパネルを見ていただけると面白いかと思います。
また、駐車場の奥に小さな日本庭園?があるのでぜひ。
・偕楽園
偕楽園 入園料 無料
好文亭 入館料 200円
平成28年2月20日(土)〜3月31日(木) 梅まつり開催
金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつである「偕楽園」です。ここは梅林が有名です。すでに梅は咲き始まっているので光忠展示期間中はいつ行ってもよいかと思います。
見どころは、陰と陽の世界です。陰は竹林側で、湧水(吐玉泉)があります。陽は梅林側です。また、好文亭からは千波湖が見えます。
・常盤神社
義烈館 入館料 300円
義公(光圀公)と烈公(斉昭公)をお祀りしている神社です。
偕楽園のすぐ横ですので偕楽園に来られたらぜひお参りしてみてください。
常盤神社、東湖神社の御朱印を頂くことができます。また常盤神社オリジナルの御朱印帳もあります。
義烈館では、勝手丸という両刃の刀を見ることができます。
・千波湖
なんかおっきい湖です。昔はもっと大きかったのですが、明治あたりに埋め立てられました。
デートで千波湖のアヒルボートに一緒に乗ったカップルは別れる、とかいうよくわからない七不思議があったようななかったような気がしますがやっぱりなかったような気がする。
鳥がいっぱいいる。
・茨城県立歴史館
入館料 150円
国宝 フツノミタマノツルギの展示が2/6〜3/21までされます。
とりあえずここに来れば茨城とか水戸の大体の歴史がわかると思います。
入場口付近の歴史系ガチャガチャがおすすめ。
・梅酒と酒の資料館 別春館
水戸駅から徳川ミュージアムとは逆方向に15分以上歩いたところにあります。
「百年梅酒プレミアム」「ゆずのお酒」が個人的にはオススメです。
・水戸城
発掘とか復元とかがんばってるみたいです。
・弘道館
入館料 200円
水戸駅、水戸城から徒歩5分〜10分程度だったかと思います。
水戸藩の藩校です。
幕末の偉人、吉田松陰もここを訪れたとか。
建物内部を見学できるほか、資料も展示されています。
・東照宮
水戸の東照宮です。御朱印いただけます。
ポンド砲が境内にあります。
・納豆像、水戸黄門像
水戸駅北口南口にそれぞれある像です。
・アニメイト
北口出てすぐ隣りのマルイの地下1階にあります。その上にはらしんばんもあります。もっと上の階にもアニメグッズや本屋さんがあります。
・ビックカメラ
ツイッターで大人気(?)のビックカメラ水戸擬人化「水戸たん」のポスターがあります。
水戸のお酒等もおいてあるのでお土産にお酒買いたいなって方は覗いてみると良いかもしれないです。
・お土産屋さん
偕楽園内は好文亭入口と東門前、東門外の3か所あります。
徳川ミュージアムでは燭台切光忠パンフレットや飴が購入できます。
水戸駅内の土産屋はサーティワンとミスタードーナッツの奥にお店があります。表からだと見えにくいので気を付けてください。
ガルパンパッケージのお酒とかあります。
別春館では様々なお酒が購入、試飲できます。
4、食事処
・偕楽園東門前の食堂
普通の食堂です。
ドラマ水戸黄門キャストのサインが展示されてます。
・水戸駅
サブウェイとかマクドナルドとか色々。
正直言って「地元のものが食べられるおいしいお店」って探すの大変です。地元って納豆しかない(わけではない)。
5、おすすめ順路
・徳川ミュージアム→偕楽園→常盤神社
・県立歴史館→徳川ミュージアム→偕楽園→常盤神社→水戸城・弘道館
徳川ミュージアム開館と同時に入館して上記ルートを見てもなんだかんだであっという間に時間が過ぎます。
特に、路線バスの本数が少ないので予め時刻を確認しておくといいと思います。
2016年1/9(土)に水戸徳川ミュージアムにて行われた「新春企画ミュージアムトーク 燭台切ファンの集い 」に参加してきました!
その日何度か集いが行われたのですが、一番最初のものに参加いたしました。
つまり、ファンの中では誰よりも早く「児手柏・燭台切光忠の写し作成決定」をきいた一人なのです。やったぜ。
というわけで、とっていたメモを見つつ思い出しながらレポート書きたいと思います。
2016.1/9 10:00〜11:00
(会場にて)
30名が招待されたはずだったのですが、数名これなかったようで席にやや空きがありました。
男性は1名だったかと思います。ほとんど女性でした。歳は、20代から上は…結構幅広かったかと。
(開始)
司会進行は、徳川ミュージアム唯一の学芸員(女性)でした。
携帯電話をマナーモードにするとか録音禁止等の説明、市役所や新聞社が取材に来ているため写真にうつる場合があるかもしれない等の説明のあとに
水戸徳川家15代当主 徳川ミュージアム理事長 徳川斉正氏からご挨拶が。
とてもお話上手で気さくそうな方でした。
「ミュージアムの館長でもある家内から「1〜2分喋って」と言われたのだけれど…」ととても和やかに始まりました。
挨拶の中で、徳川ミュージアムがどのような目的をもって活動しているのかというお話がありました。
まず、水戸徳川家というものは江戸幕府最後の将軍慶喜公出身の家なのです。幕府崩壊後、大量に抱えていた家臣たちの再就職先が決まるまでは下手に解雇が出来ず、なおかつ将軍や殿様では既にないので年貢(税金)が簡単に入るわけでもなくとにかくお金がない状況に陥ったため少しずつ家宝としてきたものを売るほかなかった、ということでした。それも、誰が見ても名品だ、と言える素晴らしいものから手放していったそうです。
斉正氏の祖父(水戸徳川家13代。徳川慶喜の娘を嫁にした)は、「誰もが素晴らしいと思えるものはどんなところに行っても必ず大切にされる」と語っていたそうです。見た目が地味だったとしても本当の価値がわかっているものこそ、その価値がわかる我々が大切にしていくべきだ。
「燭台切は焼けてしまったため、それが燭台切だとわかっている私たちが大切にしたい」とおっしゃっていました。
理事長「徳川美術館(名古屋)の役員もやってます」
理事長「よく茨城県民の方とかに言われるんですよ。名古屋は綺麗なの多いのに、水戸は地味だって。それは水戸が守らなきゃならないものを残した結果なんです」
斉正氏のあいさつの後、館長であり斉正氏の奥様による燭台切光忠説明(以下、館長による説明)。
・光忠のあゆみ
2015年 5/17 「国際博物館の日記念 ミュージアムトーク『武庫刀纂』に描かれた水戸徳川家の名刀」にて光忠初公開
同 7/6〜9/23 徳川ミュージアムにて展示
多い日には通常の5倍の人が訪れたそうです
同 8月 調査
東京芸術大学 原田一敏氏による調査により、被災刀168振(槍等含む)の半数が調査完了
同 10/10〜11/10 11/12〜12/13 羽田空港美術館ディスカバリーミュージアム にて展示
39,433(?)名ほど訪れたそうです
2016年1/5〜 水戸徳川ミュージアムにて再び展示
・今後について
ファンの集いを行うきっかけになったのは羽田空港での展示時に、光忠だけを見に空港へ訪れた女性客の多さに驚いたこと。
羽田空港美術館ディスカバリーミュージアムでもこれほど多く訪れたのは前代未聞かもしれない。羽田空港美術館ディスカバリーミュージアムの知名度貢献にもつながったかもしれない。
(このあたりで、1/9から発売の燭台切光忠飴が集まったファンに配られる。発注元でも時間がなくそのまま送られてきたため館長自ら梱包した。そして10時から販売開始というマナーを守り館長自ら購入したものが配られた)
・調査
徳川ミュージアムは寄付の上になりたつ博物館である。
去年、刀のためだけに300万円もの寄付が寄せられた。(詳しくは徳川ミュージアムブログ参照)
全ての刀の調査には2〜3年はかかる
・保存
刀剣専用箪笥を作る予定。特別な物(オーダーメイド)になるので300万円程度(以上?)かかるため、寄付よろしくお願いします。よろしくお願いします!
・新プロジェクト
燭台切光忠は再刃可能か → 不可能ではない。
再刃するのか → もし再刃するとなるともう一度火に入れることになる。その際に折れてしまう確率が僅かにでも残っているのならば再刃はしない。
しかし、現代の刀工による燭台切光忠および児手柏のうつしをつくることにした。
武庫刀纂に刃紋含め記録が残っているのでかなり良いものになるんじゃないかと期待している、とのこと。
館長から「再刃は無し」と聞いてとてもうれしかったです。焼けてしまったのも関東大震災という一つの歴史だと思うので、その歴史をなくしてしまうような気がして再刃には反対でした。「うつしをつくる」ということについても驚きましたし嬉しかったです。再刃は反対ですが、本来の輝きが見たかったのも事実だったので。
次に、ニトロプラスよりでじたろう氏が登場。
はじめ、燭台切光忠はもう存在しないものとしてシナリオをつくっていたそうです。それがまさかの実在。そして色がキャラ設定と同じく黒と金。鳥肌が立つほどの奇跡を感じたそうです。
ほかはコラボ情報等の宣伝がメインでした。詳しくは公式ツイッターをご覧ください。
それと、栃木県結城市発言の事は(訂正されてましたが)忘れません。茨城県です。御手杵は茨城県にいます。これ以上茨城の魅力を奪わないでください…お願いします。
そして最後にスペシャルゲストこんのすけ(きぐるみ)登場。
写真撮影後、お開きとなりました。
初回だったので、後半の方々の時に初めてでた情報なんかもあるかもしれないです。
また、記憶を頼りに書いている部分もあるので何となく「そんなことがあったんだ」程度に見ていただけるとありがたいです。
最後に私から言っておきたいことを数点。
今からの季節は水戸の梅が咲いてくるので(既に12月から咲き始まっていた)遊びに来るにはとても良い季節になります。偕楽園は山道があるので動きやすい靴で来てください。それと杉の木も多かったので花粉症の方が来られる場合は花粉対策もお願いします。
また、刀剣専用箪笥やうつしの件でますますお金が足りないのでは、と思います。なので寄付できる方はよろしくお願いします。さすがにそんなに寄付できない、という方はミュージアム入口の売店付近に募金箱があるのでよろしくお願いします。
長文失礼いたしました。
性 別 | 女性 |