WBC決勝ラウンド進出

台湾とオランダに勝ち、決勝ラウンドへの進出が決定しましたね!

二次ラウンド初戦、王建民からは一点も奪うことはできませんでしたが、彼が球数制限により降板した後、同点に追いつきました。しかしその裏に勝ち越された。そして9回。1アウトで鳥谷が四球で出塁。長野が1球で仕留められ、嫌な空気に。そして2アウト、バッター井端。その初球。鳥谷の決死の盗塁。そして井端のセンター前タイムリーヒットで同点。牧田の好プレーもあり、9回を抑える。そして次の回に翔のレフトへの犠牲フライで勝ち越し。4-3で台湾との激闘を制した。

正直個人的に台湾はすごく応援していて、井端のタイムリーの瞬間はやられた。とさえ思った。もちろん日本は応援しているし、何より井端はドラゴンズ唯一の選手だし、こんなことを思うのは失礼なのだけれど。でも坂本かなんかの打球を王建民が自分のグラブに当て、それを林智勝がさらにグラブに当て、セカンドが捕球し、1点を防ぐというプレーに感動したというか、ぐっときた。そして9回の表にベンチで祈る王建民。正直どちらを応援すればいいのか分からなくて、試合後の台湾の選手が一礼しているのを見て涙が出た。素晴らしい試合だったなと。

そして決勝ラウンド進出をかけたオランダ戦。先発投手マエケンの好投が光る。打線もHRの嵐。まさに花火大会。先発全員安打も達成し、一次ラウンドでは不調だった選手にも当たりが出て、やっとみんな試合慣れしてきたように思う。しかしその中でも本当に絶好調井端。オランダ戦も3打数2安打2四球。本当に素晴らしい成績。なんかもうシーズン丸々棒に振るんじゃないかなとか思ってしまうくらい。でも井端は若くないし、重圧を背負う阿部を何かと気遣ったり、やたらとピンチで打席が回ってきたり、多分疲労もハンパない。だから、きっとシーズン中どこかで離脱してしまうと思う。今年のドラゴンズはそれをいかにカバーできるかが重要になってくると思うんだけど、どうなるかな。ショートを任せられるのは、やはり直倫か。谷くんもいるけど、練習試合でやらかし多かったし、直倫の方が安心ではある。ただ今周平がショートに入ることが少なくない。達郎を金銭トレードするということは、周平ショートの案も少なからずあると思う。ショートの守備はもう経験するしかないと思うんだよね。判断とかそういうのは。最近は荒木と組んでいろいろ言われているらしいけど、ショートとしても成長してくれたらなと思う。


また話がそれてしまったけど、次の試合は月曜日。オランダかキューバか。先発はまた大隣かな?内海にももう1度チャンスがあるかも?とにかく頑張ってほしい。敗退したアジア勢の分まで頑張って。


そしてオープン戦。なんだかシャキッとしないドラゴンズだけど、シーズン入ったらそうならないように。吉見や賢ちゃんの怪我が問題なさそうで安心しました。ただ吉見は怪我と隣り合わせのようなものだし、無理は禁物。それは吉見が一番よくわかっているようだし、コーチもかなり慎重に調整させてるようだから大丈夫みたいだけど。そうそう。マエケンももう右肩の方、大丈夫そうで安心しました。よかったね。決勝ラウンドも頑張れ。

井端は本当によくやってくれている。あと少し、怪我で辞退を余儀なくされた吉見、選ばれなかった浅尾、山井、大島くんの分まで頑張ってください。今思えば、吉見のあの餞別がきいてるのかなとか思う。気持ちよく打たせるってあれだったし。