「やっと見つけたぜ・・・考公・・・」
木の陰から体格の良い男が二人出てきた。
「おっお前たちは!」
考公は弄玉の後ろに隠れた。
もちろん弄玉より背が高い考公が弄玉の後ろに隠れても隠れきれない。
「おい!おい!女の後ろに隠れるなんてどんだけ情けない男だ!それでも玉付いてるのか!」
大きな男二人は腹を抱えて笑いだした。
すると弄玉はズカズカ歩き出し、大きな男の前に立つ。
すると細長い脚が一人の男の股間めがけ蹴りあげた。
「ぐはっ!」
一人の男はその場に蹲り、腰をトントン叩いている。
「っこのアマ!何しあがる!」
「お前らうるさいよ!お前らこそ付いてんのか?」
「なっ!なんてガサツな女だ・・・」
「僕は物凄く機嫌が悪いんだ!そこの考公の馬鹿のせいで」
そう言うと弄玉は考公を睨みつけた。
考公は「ひぃっ」と言いながらその場にしゃがみこむ。
「おい!女!あまり調子に乗ってると痛い目に合うぞ!」
男は手をボキボキ鳴らしながら弄玉にゆっくり近づいた。
「女じゃない!黄弄玉だ!」
「黄?」
男は弄玉の名字に反応する。
「お前・・・黄承彦の娘か・・・」
「そうだ!」
男達はお互い見つめ合い、何度かうなずいた。
「あっ!あれはなんだ!」
男は弄玉の後ろを指差した。
「えっ?何?」
弄玉はつられて後ろを見つめた。
ドフっ
腹部に思い衝撃が走る。
胃から上がってきそうな感覚と鈍い痛みでどんどん意識がなくなる。
「弄玉!」
考公は弄玉の元に駆けつけようと思ったが、腰が抜けて力が入らない。
『こう・・めい・・・』
弄玉は薄れていく意識の中で孔明を姿を思い浮かべる。
愛しい人・・・・・。
宝物・・・・自分にとってそんな存在だ。
もう会えないかもしれない・・・ふと脳裏に浮かんで弄玉はそのまま意識を失った。
『孔明・・・・』
孔明はふと足を止める。
「どうした?孔明・・・」
先を歩いていた徐庶が足を止めて孔明を見据える。
孔明は目を瞑り、周りの空気の感覚を肌で感じる。
「・・・・今・・・弄玉さんの声が聞こえました」
「そうか?俺には鳥の囀りと木々の風に揺れる音しか聞こえない」
「私には聞こえます・・・聴覚では無く・・・心に・・・というのでしょうか・・・」
「夫婦ってそんなものなのか?」
徐庶は頭をボリボリと掻いた。
「・・・・・なんだか胸騒ぎがします・・・急ぎましょう!徐庶さん!」
孔明はそう言って細足で森の奥へと進んで行った。
最近凄く冷え込んで、何もしたくないぐらいに寒かった・・・・。
もう道路ツルツルだけは勘弁してほしい・・・・。
意外に新しいブーツ滑る
追記にて拍手お返事↓
なんか失敗した・・・・。
でもせっかく描いたから添付にアップ。
三国志のドラマ観ました。
楽しいけどこれから先が長いな・・・・。
ドラマってなかなか続けて観れない・・・。
そもそも赤壁のくだりの話とかあまり好きじゃないです。
だって長いんだもん・・・・三国志演義では見せ場だけど、史実では意外にあっさりしてる赤壁・・・・。
そして・・・若い孔明様はやっぱり金城さんの方がドキドキするな・・・。
初老は初老で好きな俳優がいるけど・・・。
金城さんの孔明としてのしぐさとかズギュンズギュンくるんだよね・・・。
謙虚な部分と少し得意げな顔とおちゃめな部分が凄く親近感が湧く諸葛亮像だと思います。
そして鳩が羨ましい・・・・。
三国無双カードがカバヤさんから3月に発売らしい…。
もう楽天で見つけて悶えた…。
もう店で予約したもん…コンプ出来なくても良いから孔明様のカードさえ手に入れば良いよ…。
なんか最近孔明様の夢を良く見る…。
今日は教科書に出ているような孔明様が夢に出てきた。
↓この孔明様
この孔明様はオリジナルでストラップにしたりして毎日何かしらで見てます。
ベッドの横の壁に画像を印刷したポストカード貼ったりしたり…。
見てると凄く気持ちが落ち着く孔明様です。
そしてもう一回夢を見た。
無双3夫婦が草庵での暮らしの設定で、お茶になるような野草を取りに二人で山に行く夢。
最近本当に孔明様の夢ラッシュだな
幸せだけど…。