徒然妄想日記
今更なBF感想☆19/04/03 17:21



『BANANA FISH』の放送が終わってもう4ヶ月が経とうとしてますね。

3月の初めに、賞味期限ぎりぎり迄とっておいたBFのバナナチョコスムージーの最後の1本を飲み終えました。

これ、結局アッシュは見つける事が出来なくて、冷蔵庫の中はほぼ月龍状態でした(あとはブランカとシン)。
月龍が売れ残っててなんか可哀想だったから全部引き取ったんだけど、月龍って人気がなかったんですかね?
私はかなり好きですよ///




BFはね、最終回を見た後から日に日に襲ってくる喪失感がかなりヤバかったです。

当時も連載終了後がそうだったので、ある程度予感はしてましたが、
カラーで動いているアッシュが本当に好きすぎて、だからこそあの最期は辛すぎましたね。


見終わった直後は、結構冷静に受けとめる事が出来たと思っていたのに(号泣したけど)、
ふとした時に最終回の映像が蘇ってきて、胸が締め付けられて苦しかったです。
OP曲も頭の中でぐるぐる流れ続けてて…。


原作未読でアニメ初見の人はかなり衝撃的だったんじゃないかと。
軽く鬱になりますよね。






さて、最終回を見ての感想を書いていたのですがなかなか思うように書けず、もういいやとずっと放置してましたが、
やっぱりせっかく書いたのだからUPしようかな、と。

少々纏まりの悪い文章になっているのは、最終回後の気持ちの不安定さからきているものかと。
まあ、それも悪くないよね(笑)


それでは、今更ながら最終回直後(1月頃)に書いた感想をUPです。








もう二度と英二に会わないと決めたアッシュでしたが、英二からの手紙を読み走り出します。

衝動に駆られて空港へと向かうアッシュ、もう一度だけ一目だけでも英二に会いたいと思ったのか、それとも英二に何か伝えたかったのか、
この時点で一緒に日本に行く事までは考えてなかったと思いますが、結局は2人は会えないまま終わりました。

ラオに刺され、そのラオを銃殺した時、血に染まった自分はやっぱり英二に会うべきではないと思ったのかもしれません。


図書館で英二の手紙を読みながら穏やかな顔で眠るように息を引き取ったアッシュ。

哀しいけれど、私はこの終わり方に一応の納得はしています。


ただ一部では、この描写がアッシュは助かる選択をせず自ら命を絶ったと捉えられているようで…。

原作を読んだ当時も今回のアニメでも、私はそんなふうに感じなかったので、一体今までアッシュの何を見てきたんだ、と些か憤慨したのですが、
何故なのかと考えた時、アニメのアッシュは少々繊細さが前に出ていたからなのかな、と。

原作のアッシュは、図太いというかタフで何事にも諦めない生きる事への力強さや逞しさが全体を通して描写されています。
アニメはそれが足りなかったのかな、と。

アニメは色々と端折りすぎて、初見の人には分かりにくいんじゃないかなと思う場面が多々ありました。
それが最後に影響してしまったように感じます。




ラオに刺されたアッシュが何故傷の手当てを優先せずに図書館へ向かったのか。

それは、これが致命傷だとアッシュには分かっていたからだと思います(てか、原作はそういう描写だったような…違ったっけ?)

だからアッシュにとって落ち着く事が出来る図書館を最期の場所に選んだんだと思います。
そこで穏やかな気持ちで英二の手紙を読み、穏やかで幸せな気持ちを抱いて息を引き取った。

哀しけれど、綺麗な終わり方だと思いました。
アニメはカラーな分、これが顕著に表れていて殊更切なかったです。





…という感じです。

アッシュはね、
現実的に考えれば、これまで以上に追われる身になった訳で、多分長生きはしなかったと思います。

でもでも、個人的にはもっと生きてほしかったし、少しの間でも日本で穏やかに過ごしてほしかった。

幸せに生きてほしかったです…。






『BANANA FISH』は多感な時期に読んで衝撃を受けた漫画でしたが、今回アニメを見た事により、改めて心に突き刺さって忘れる事の出来ない印象深い作品になりました。


アニメ化に賛否はあったと思いますが、カラーで動き話すアッシュを見る事が出来て、それだけで私は嬉しかったです。


私は、アッシュが大好きです。






―――以上、最終回直後に書いた感想でした。

多少落ち着いた今なら、もっと掘り下げてあーだこーだと考察的な感想が書けたと思いますが、これはこれで率直な感想として、ね(笑)



やっとBF感想をUP出来てすっきりしました///



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