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30代/二次元/メンタル/お洒落
躁鬱の診察
01:24 2018/7/13
一昨日、メンタル関連の診察でした。あんまりここのブログを更新しなくなってますが書いてない間に色々変化もあり(この1ヶ月間という意味じゃないですよ)、初めて行く病院です。

診察室でまず問診票を書いたのですが、これが前の病院よりもかなりきっちりデータをとるものだったので、ちょっと感激しました。前の病院にとくに不満はなく、良い意味でビジネスライクな対応をしてもらえるのが良かったのだけど、今度のところはかなり深く自分を掘り下げられる感じ。

なので問診票を書きながら自分の過去や病歴と向き合う時間にもなっていました。一人暮らしになって家族や親類のことなどなかなか思い出さないようになっていたけど、ああそうだったな…わたしはそんな家庭だったな、とか、そんなことで傷ついたり引きこもりになったりしていたな…とかね。

しばらくして主治医の先生に呼ばれ、診察室へ。これがまた病院っぽくないんですよね。大抵の診察室ってちいさな部屋に先生のデスクがあって、椅子と椅子を向けあって話すイメージなんです。横に黒い診察用ベッドがあったりね。

でもここは広々とした会議室っていうのかな、とにかくぶわーーっと開放感のある空間で、その真ん中におおきなテーブルがひとつあり、先生はそこにノートパソコンを置いて座っています。わたしはその反対側に腰掛け、そこできわめてアットホームに話しながらの診察を受けました。

去年更新せずに期限切れにした障害者手帳や、前の病院の診断書のコピー、薬の余りなどをテーブルに出し、先生の質問に答えます。

お孫さんのいそうな、顔に年齢の皺を深く刻んだ見た目の男性です。柔らかい口調で「春先になると躁が出るの?冬は落ちるんだ。それでずっと30代まで来たんだね、それは辛かったね」と程よい距離感で応えてくれます。

なんかもうその一度の診察だけで、あっこの先生なら任せて大丈夫、という気持ちになれました。薬をとにかく多く出す先生とか、自立を促すために?お説教する先生とかいろいろいらっしゃるけど、わたしは今回の先生とは合うと感じたんですよね。

薬に関しても、教科書みたいな…お薬の辞書を開いて、これがこんな名前の薬でこんな効果がある、でもこんな副作用があるかも、とひとつひとつ説明してもらえたのがありがたかったです。

ちなみにわたしは双極性障害と発達障害の治療?投薬?をここ何年か受けています。

双極性障害については、以前はジプレキサ(オランザピン)って抗精神薬を処方されてました。気分を落ち着かせるお薬みたいです。個人的には効果うんぬんよりもとにかく太るイメージの方が強いかな……メンタル系のお薬は仕方ないのかもしれないけれど、二年前くらいにこれをいっぱい処方されてたときって、今より体重がプラス7〜8キロくらいあります。拒食症気味で食べてなかったのにも関わらず!

それがジプレキサをやめたらすとんと体重が落ちて、顔のぱんぱんなむくみもなくなったし、体が軽くなって楽になりました。もうジプレキサは飲みたくないです。

あとはフルボキサミンマレイン塩酸?かな。こっちはセロトニンを増やして、憂鬱な気分を上げるお薬と聞いていて、たしかに効果は感じていたように思います。そして睡眠薬を何種類も大量に飲んでいました!効かなかったから!泣

今度からは炭酸リチウムとクエチアピンっていうのを少量から飲むことに。リチウムは体にたまると痺れみたいな副作用が出ることもあるから、ほんのちょっとずつ試してみよう、とのこと。そして、とにかくなんでもかんでも薬をたくさん飲むのはやめよう、と先生が言ってくださって、今回処方されたのは2種類のみ、合計3錠/日です。

前はもうわからないくらいたくさん飲んでたと思います。ジプレキサ1、フルボキサミンマレイン塩酸2、ストラテラ2、睡眠薬4とか?うん10錠くらい飲んでいたかも。

正確な数字は思い出せないけど、手のひらにざらざらっと薬の錠剤を出してた感覚だけはおぼえているんですよね。もうその時期に戻りたくないから、今回の先生の判断がとてもありがたいです。

もちろん投薬服薬そのものは大事だけど、でも薬漬けはもういやだな。

初診なので40分ほど問診があったあと、採血をすることになりました。わたしは今あんまりご飯を食べられずちょっと痩せ気味なので「ほんとは今日採血したいけど、いまの君の体力だと心配かな?大丈夫そう?」と聞かれましたが、血をとって何かしらメリットがあるならと「がんばります」と答えました。

「採血をしたら何がわかるんですか?」
「血液からいろんな病気がわかるよ。まず僕が心配してるのは貧血を起こしてないかっていうこと。さっき、前に貧血の治療を受けてたって言ってたよね?鉄分の注射をしてたけど効果がなかったって。もしいまも貧血なら、それでお薬を考えないといけないんだ」

貧血かな?今はどうだろう?下まぶたが白っぽいから血が足りない、と言われたことはあるけど……。

「それと、他の病気が隠れてるかどうかも知りたいんだ。小さい時から日光過敏があるってことだけど、もしかしたら甲状腺関係の病気があるかもしれない」
「あっ…甲状腺はグレーになったことがあります」
「グレーになったことがあるね?うん、じゃあやっぱり自己免疫疾患のほうも調べよう。そっちの病気で、こういう精神的な症状によく似た困りが出ることもあるから。もしそっちが原因で症状が出てきてるなら、何のための精神科での治療かってなるでしょう」

泣きそうでした。
ずっと紫外線負けする症状に苦しんできて、ほかの困ってることと合わせると、いつも膠原病疑いにはなってたんです。関節痛とか、午前中だるくて夜は元気になるとか、めちゃくちゃ汗っかきとか、逆にのどは乾くとか。そしてそれは日に当たると余計悪化して、何日も寝込むんですよね。

でも病院にいってもしっかり診断はおりず、とにかく日焼け止め塗ってください、遮光カーテンで防いでください、悪くなったらまた来てください、で終わっていたから。

そのことってこのブログに書いたことがあるかどうか思い出せないけれど…とにかくまさか精神科の先生から、甲状腺、と言ってもらえて、うううううおーーん!と泣きたい気持ち。

そして今後の目標については、無理のないペースで仕事は続けたい・自立をしていたい・気分の波で迷惑をかけたくない、と伝えました。

障害者手帳はもう一度申請するかどうか聞かれ、これはわたしの浅いプライド…というか、もしこう書くことで誰か傷ついてしまったら本当に申し訳ないけれど、手帳を持ってても一度もみんなの前で出せなかった、だから持ちたくない、と正直に話しました。
お友達グループとか職場の人達で遊びにいって、入園料やバス代が安くなるからって手帳を出す、それがどうしてもできなかったです。
身分証明証として手帳を差し出すのも、たぶん1度もやったことないと思う。(免許証を出してたから)

また身近な人に手帳持ちだと伝えたあと「みなさん!この子は障害者手帳持ってるので、優しくご対応お願いします!」とおおきな声で言われたのも嫌だったし、何かあるごとに「わたしはハウさんが手帳持ちでも偏見はないからね!障害者手帳持ってても幸せになれる人はいるから!」と言われるのもいやだったな……ちょっと悲しかった。

これは手帳が悪いわけじゃないんだけどね。

ともかく、自立支援負担だったか、治療費をおさえるほうの福祉だけお世話になることにしました。

それにしても採血って、採血って、あんなに時間がかかるのか〜って感じです。何本か血液をとってもらったんですが、ふらふらになりました。眠くて眠くて翌日動けませんでした。

来週その結果がわかるので、どうなるのかたのしみ?です。何が悪いのか、知りたいな。

凛さんへ
ご心配ありがとうございます、地震は大丈夫な地域でした!でも本当に、さいきんは自然災害が多発していて心配になることも多いですね。西日本は大丈夫かな。平成が終わる目前にこんなにも被害が出ていて、胸が痛いです。

さのさんへ
さのさんこんにちは、チタタプしてますか?チタタプ、チタタプ。金カムの杉元たしかにジブリぽいかも!爽やかですよね!笑
地蔵スタイルだとそんな視線を浴びるんですか…それは茶の間になりますね…、わたしも大人しく観るの好きですよ〜。応援してるのはどんなアイドルですか?差し支えなければ!

話題:メンタル

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