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30代/二次元/メンタル/お洒落
眉毛ブリーチと青春の思い出
14:01 2015/7/5

話題:眉毛

黒髪でも茶髪でも眉色が明るいと垢抜けて見えますよね。という事でウエラのブリーチ剤を使って眉毛を脱色しました。向かって左側、液体状の1剤と右側クリーム状の2剤を2:1の割合で混ぜて綿棒で眉毛に乗せ、待つこと10分。綺麗な薄茶の眉毛ができあがりました。わたしはもう何年もやっているので手慣れていますが、ウエラのブリーチ剤は本当はヘア用の商品です。なのでもし真似してみたいという人はくれぐれも肌のトラブルには気をつけて、液剤が目に入らないようにしてね。

眉毛に色を乗せた方がいいと気付いたのは、今からさかのぼる事16年、中学1年生の夏休みです。当時学校の校則で眉毛を細くする事は禁止されていましたが、わたしは服装検査がない期間だけこっそり眉毛に手をくわえていました。小心者だったので堂々と校則を破る事はできなかったんです。その頃流行っていた資生堂のヌーヴという化粧品メーカーから出ていた400円くらいの眉ペンで眉毛を描き、100円ショップで買った茶色のマスカラを塗って赤茶の眉毛を作っていました。まだ昔は眉マスカラなんて洒落たものはなかったので、目用のマスカラを眉毛に塗るのはとても画期的な方法だと考えていたな。もしかしたら女子高生達の中にはやっている人が居たかもしれないけどね。

ともかく茶色のお洒落(だと思っている)眉毛を手に入れてゴキゲンだったわたしは、しかしある日抜き打ちの服装検査に遭遇してしまいました。当然眉毛は生やしておらず、細いまま。いつも真面目な優等生として通っていたのにこれはまずいと冷や汗をかき、咄嗟に思い付いた方法をとって服装検査の列に並びました。竹刀を肩に担いだ体育教師がひとりひとり女子生徒の前髪を持ち上げて、眉毛を剃っていないか睨み付けます。心臓の早鐘を打たせながら自分の出番を待ち、ついにわたしがチェックされる時が来ました。

わたしは極度の緊張から顔に汗をかいていました。ただそれを拭う余裕もないまま、自ら前髪を持ち上げて見せます。すると周囲が不意にざわめき立ち、体育の先生が「おまっ……おまえ、何だその眉毛は!」と叫んだのです。「長袖、おまえ紫色の汗かいとるぞ!」わたしは首を横に振り「大丈夫です」と答えました。「何が大丈夫か、これは何を使って眉毛書いとるんや」苦肉の策もむなしく、わたしの眉毛は偽の眉毛だとばれていました。仕方なく「筆ペンで塗りました」と素直に白状します。そうです、わたしは筆ペンで眉毛の形を塗りつぶしたため、黒とも紫ともつかない汗がおでこから流れ落ちていたのです。その後、生徒指導室に呼ばれたのは言うまでもありません。皆さんお洒落は程々に……。

拍手してくれた方々どうもありがとね。

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