話題:怖い

ネット上で話していて、一口に「他人の目が気になる」と言っても種類は色々だなあと思う出来事があったよ。

わたしは人前に出てスピーチをしたり、何かのテーマに沿って発表をする事は割と得意な方だと思う。子どもの頃からそういう場に駆り出される事が多かったせいかな？ほら、作文の発表会とか、小論文のコンクールとか。教師が求める良い子ちゃんを演じるのが癖になっていたわたしは、しょっちゅうああいうのに参加していたのです。歌ったり踊ったり、芝居をやるのも平気。

だからこういう視線は全然大丈夫。

逆に苦手なのは近所の人の目。監視されているように感じて、家に出入りする度心臓が爆発しそうになる。それから通行人の目。電車やバス内での乗客の目。ショップ店員の目。それらから逃れるべくサングラスやマスク、帽子で顔を隠さないと外を歩けない時期もあった。今も割とその傾向引きずってます。レジの店員さんや携帯ショップの店員さん、病院の受付スタッフやお医者さんとも目合わせられません。

大学生の頃は教室へ入るのも怖かった。高校だと扉は大体黒板に対して直角の方角にあるじゃない？だけど大学の教室や講義室は、黒板と同列の方角のことが多くて。扉を入ると、既に席についてる人達の視線を一気に浴びる事になるの。あれ嫌だったなあ。立ち眩みがしてそのまま引き返しトイレの個室にこもった事、何回もある。

それでも多数の前で発表したり討論するのは全く苦手じゃなかったわけで……うーん、違いが分からないよね。心の準備ができるかどうかなんだろうか。