頭のなか

何らかの事柄について、その人の感性をもってなにかに喩えているのをみると、書いている人の頭の中を覗き見しているようでおもしろいですね。

ただ、行きすぎるとおいてけぼりにされます。
感性が豊かすぎて喩えられたものが何をあらわすのか分からなくて、何が言いたいんだこのひとと思いながらぼんやり考えてるとなんとなくわかったような気がする不思議。

私の解釈とこの人の言いたいことははたして同じなのだろうか、といつも思います。認識のすり合わせをしたいのはその人の頭の中をもっと知りたいからです。

わけわかんないのに胸にストンと来るというか、理解はたぶんできてないだろうけど、変に納得するというか。理解をすっとばして納得するなんておかしいなあ。

この人が言葉を選ぶうえで、頭の中でなにが起こってるのか知りたい。
昔のお友だちが言ってましたが、たとえば10万字の文章があるとして、筆者の頭の中には10万字もの、なにがあるのでしょうね。

そういえばテーマが好みのものであればジャケ買い(に近い裏表紙買い)してしまうのだけど、特に何が起こるでもないのに強く引き込まれるお話は、地の文がとても好みだからだと思います。

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拍手ありがとうございます、読んでくださって嬉しいです。日記がわりのくだらない話ばかりで申し訳ないです。今後ともよろしくお願いいたします。