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本のはなし

散々迷ったすえに購入した本よりも、ふらっと衝動買いしたもののほうが個人的に当たりだったとき、なんだか得をしたような損をしたような複雑な気持ちになります。

小川洋子さんの『不時着する流星たち』を読んでいます。今日を逃すと週末までお預けになる恐れがあるので読み切ってしまいたいのですが、これ明日起きられないな。一話読むたびに休憩がほしくなる。

とある人の影響で、小川洋子だったり雪舟えまだったりに手をつけはじめました。頭がふわふわします。おすすめがあれば教えてください。

週末なので

金曜日に大学時代の友達と飲んできました。実は二週連続です。
日本酒よく知らないけど月の輪ばっかり飲んでたよ。

十年来の片思いをしているそうです。
片思いってしんどいよね。自分のことも相手のこともだんだん嫌いになっていく。

自分が話すよりもひとの話を聞くのが好きです。
私の話を聞きたいと言われると、何を話すべきかちょっと迷います。恋愛に限るとネガティブな言葉しか飛び出さないので、もう少し優しい心持ちで話せる経験をしたいといつも思います。

そういえば、私は誰かとなにかを分かちあいたいと思ったことがもう何年もないなと、ふと思いました。恋をしたいなと思いますが、誰かを好きになって傷つくのも苦しむのも、誰かに執着して周りの人たちに嫉妬するのも、嫌だなあ。

休日に好きなことをして、好きな本を読んで、たまに友達と遊びに行って、仕事では怒られるけどなんとか働いて週末まで耐えて、それでいいんじゃないかと思ってしまいます。
他人のことを考えられる心の余裕がないのが原因だと思います。つまり自分がいちばんかわいいんですよね。

恋してる人すごいなーと思います。
仕事が終わってその足で恋人の所に行くんでしょう。わたし帰って寝るだけで精一杯なのにそんな体力ないよ。
あっこれもうどうすればいいかわかんないなーー。

読むとき

好きなひとが書くものだからと期待して買って、読み終えてからそれを裏切られた(というか自分の思っていたものと違った)ときは自分の想像力がその人に追いつかないからだと思ってしまいます。自分の理解が足りてないだけで、もっと、なにかしら、あるだろうよとひたすら読み返すよ。
単に合わなかっただけだと認めたくないのはなんでだろう。

あらすじと煽り文でなんとなく、この人ならこういう展開で、こんな雰囲気の話なんだろうなあ、と無意識に思い込んでしまうからだと思います。

つまるところかけた時間とお金と期待を無駄にしたくないだけです。こういう読者がいるから作家さんは大変よね。

かつきゆうりがすきです。
ヴィは愛でたい。

拍手たくさんありがとうございます。
仕事もがんばります。

つくりました

ピロシキ。
包むのむずかしいね。
フクースナでした

ぼくのエリ

話題:映画感想

昨日みた映画。備忘録として残しておきます。

学校でいじめにあう少年・オスカーと隣の部屋に引っ越してきた少女・エリのはなし。ホラー要素は確かにあるけど、一言でいえばボーイミーツガールもの。でも薄っぺらい話にはなっていない。

少年少女がとにかく美しい。北欧の子どもってみんなこうなの?
表情や間のとり方がすてき。年端のいかない少年たちだからこそ美しさが際立つ気がする。

全体的に静謐な空気で、ひんやりしている。少年たちの肌の色もあいまって、ものすごい透明感。冬の夜に観たい映画。ホラーに分類されるけれど、単なるホラーに括ってほしくない作品。

追記から壮大にネタバレします。
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