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頭のなか

何らかの事柄について、その人の感性をもってなにかに喩えているのをみると、書いている人の頭の中を覗き見しているようでおもしろいですね。

ただ、行きすぎるとおいてけぼりにされます。
感性が豊かすぎて喩えられたものが何をあらわすのか分からなくて、何が言いたいんだこのひとと思いながらぼんやり考えてるとなんとなくわかったような気がする不思議。

私の解釈とこの人の言いたいことははたして同じなのだろうか、といつも思います。認識のすり合わせをしたいのはその人の頭の中をもっと知りたいからです。

わけわかんないのに胸にストンと来るというか、理解はたぶんできてないだろうけど、変に納得するというか。理解をすっとばして納得するなんておかしいなあ。

この人が言葉を選ぶうえで、頭の中でなにが起こってるのか知りたい。
昔のお友だちが言ってましたが、たとえば10万字の文章があるとして、筆者の頭の中には10万字もの、なにがあるのでしょうね。

そういえばテーマが好みのものであればジャケ買い(に近い裏表紙買い)してしまうのだけど、特に何が起こるでもないのに強く引き込まれるお話は、地の文がとても好みだからだと思います。

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拍手ありがとうございます、読んでくださって嬉しいです。日記がわりのくだらない話ばかりで申し訳ないです。今後ともよろしくお願いいたします。

本のはなし

散々迷ったすえに購入した本よりも、ふらっと衝動買いしたもののほうが個人的に当たりだったとき、なんだか得をしたような損をしたような複雑な気持ちになります。

小川洋子さんの『不時着する流星たち』を読んでいます。今日を逃すと週末までお預けになる恐れがあるので読み切ってしまいたいのですが、これ明日起きられないな。一話読むたびに休憩がほしくなる。

とある人の影響で、小川洋子だったり雪舟えまだったりに手をつけはじめました。頭がふわふわします。おすすめがあれば教えてください。

週末なので

金曜日に大学時代の友達と飲んできました。実は二週連続です。
日本酒よく知らないけど月の輪ばっかり飲んでたよ。

十年来の片思いをしているそうです。
片思いってしんどいよね。自分のことも相手のこともだんだん嫌いになっていく。

自分が話すよりもひとの話を聞くのが好きです。
私の話を聞きたいと言われると、何を話すべきかちょっと迷います。恋愛に限るとネガティブな言葉しか飛び出さないので、もう少し優しい心持ちで話せる経験をしたいといつも思います。

そういえば、私は誰かとなにかを分かちあいたいと思ったことがもう何年もないなと、ふと思いました。恋をしたいなと思いますが、誰かを好きになって傷つくのも苦しむのも、誰かに執着して周りの人たちに嫉妬するのも、嫌だなあ。

休日に好きなことをして、好きな本を読んで、たまに友達と遊びに行って、仕事では怒られるけどなんとか働いて週末まで耐えて、それでいいんじゃないかと思ってしまいます。
他人のことを考えられる心の余裕がないのが原因だと思います。つまり自分がいちばんかわいいんですよね。

恋してる人すごいなーと思います。
仕事が終わってその足で恋人の所に行くんでしょう。わたし帰って寝るだけで精一杯なのにそんな体力ないよ。
あっこれもうどうすればいいかわかんないなーー。

読むとき

好きなひとが書くものだからと期待して買って、読み終えてからそれを裏切られた(というか自分の思っていたものと違った)ときは自分の想像力がその人に追いつかないからだと思ってしまいます。自分の理解が足りてないだけで、もっと、なにかしら、あるだろうよとひたすら読み返すよ。
単に合わなかっただけだと認めたくないのはなんでだろう。

あらすじと煽り文でなんとなく、この人ならこういう展開で、こんな雰囲気の話なんだろうなあ、と無意識に思い込んでしまうからだと思います。

つまるところかけた時間とお金と期待を無駄にしたくないだけです。こういう読者がいるから作家さんは大変よね。

かつきゆうりがすきです。
ヴィは愛でたい。

拍手たくさんありがとうございます。
仕事もがんばります。
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