嫌な夢を見た。
長かった。終わらなかった。
次から次へ、嫌な夢が延々と。
うっすらと現実に浮上しても
引き摺られるように夢へ戻る。
爪を剥いだ痛みで
やっと夢が終わった。
だるい体を起こして
とりあえず指に絆創膏を巻いた。
ベッドに入ったのは日付が変わる前。
時計の針は7を指す。
カーテン越しの外は薄暗い。

1日近く、暗闇にいた。









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-エムブロ-