気まぐれ散歩道
🎩黒幕
2017/11/07 08:36
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「雲州英雄記」「猛婦」「勘兵衛奉公記」等の11篇を収めた短編集です。


■雲州英雄記
尼子家の再興に力をつくす中山鹿之助幸盛が主人公です。
でも、心ときめくのは、ただの絵師とは思えない清松弥十郎(*´ω`*)v
この短編をもとに長編『英雄にっぽん』になるのかな?
※1962年/『オール讀物』昭和37年07月号掲載



■猛婦
夫の敵討ちのために谷七九郎(波田右近)を追うお津那であったが…
※1962年/『小説新潮』昭和37年9月号掲載


■勘兵衛奉公記
わたり奉公人・渡辺勘兵衛の奉公記です。
※1964年/『小説新潮』昭和39年4月号掲載


■霧の女
甲賀の女忍び・小たまの活躍が書かれています。
この短編をもとに長編『忍びの女』になるのかな?
※1964年/『別冊小説新潮』昭和39年秋季号掲載



■夫婦の城
小幡信定と妻・正子
※1964年/『小説新潮』昭和39年10月号掲載


■紅炎
毛利勝永と妻・於喜佐
※1965年/『オール讀物』昭和40年7月号掲載

■黒幕
主人公は山口新五郎直友です。
※1965年/『小説新潮』昭和40年12月号掲載


■槍の大蔵
真田一族に関連した作品です。
※1962年/『文芸朝日』昭和37年10月号掲載


■命の城
真田一族に関連した作品です。
※1966年/『小説新潮』昭和41年9月号掲載


■■獅子の眠り
真田一族に関連した作品です。
池波さんの書く真田信之が素敵すぎて…
悶える(*/ω\*)v
こちらは「錯乱」などを合わせて『獅子』の前身になった作品なのかな?
個人的に長編小説である『獅子』よりもこちらの短編のほうが好きです。
※1961年/『オール讀物』昭和36年3月号掲載



■開化散髪どころ
西郷隆盛の〔ふところ刀〕なぞといわれた日本初代の陸軍小将・桐野利秋―――若いころは〔人斬り〕と異名をとった薩摩藩士で、前名を中村半次郎という。
その中村半次郎の左中指を切り落とした男・小野助三郎が主人公です。
は、半次郎さぁーーん!!!
薩摩弁で言っていることが分かりにくかったけど…
池波さんの書く半次郎さんも素敵だ(*圉'U'艸)+゚
主人公の助三郎も良かったです。
※1965年/『小説現代』昭和40年5月号掲載



。*⌒・。*⌒゚*。・★。

発表された年などの情報は『完本 池波正太郎大成』より…



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