言の葉


大丈夫。大丈夫だから。
ねぇ、そんなに何度も聞かないで。
大丈夫じゃない子なんかにさせないで。

ちょっと猫背で
俯きがちな貴方が好き
すぐ不安になって 泣きつく貴方が好き
猫みたいな鋭い目の輝きがたまらなく好き
好きなのに 好きだったのに
耐えられなくて 耐えきれなくて


他人の不幸に笑って
自分の幸福なんて願ってないのに
不幸だなんて泣いたって
そんなの当たり前でしょ


僕が新しい歌を歌う理由は
君の声を忘れたいから
僕が新しい歌を覚えようとする理由は
君との思い出を無くしてしまいたいから
君との思い出が、詰まった歌は
優しすぎて 眩しすぎて
君が忘れられない。

前髪で顔を隠すのも
物陰に隠れて
私を驚かして笑う貴方が
いつまでも続けばと

冷たくても
喧嘩しても
泣いてる私が好きだという


昔の歌を口ずさむのは
まだ君を忘れられないから
昔の歌を思い出そうとするのは
まだ君との思い出を眺めていたいから

強がりで弱くて心配で
笑顔を逃がす仕草忘れてた
いつも一言多くて
憎いのに大好き
君になら何されてもいい
君になら壊されてもいい
ぎゅっと抱かれた感触が
寂しいよ


02/03 11:12
[詩]
(0)




・・・・


-エムブロ-