Nさんは、いつだって優しい。



『私には勿体ない男性だな。』

つくづくそう思う。




コンビニで飲み物買う時、
『オレ買ってくるから、車で待ってて。』



お出かけや買い物の時、
荷物を持ってくれる。



何かを分けっこして食べる時、
ひとくち目と最後のひとくちは
必ず私に譲ってくれる。



私が寒くないように、

暑くもないように、

車内の空調を気遣ってくれる。



お店の駐車場に止める時、

あまり歩かなくていいようにお店に近い所に
何としても止めようとしてくれる。





『私、別に歩けるよ( ̄∇ ̄)』


『こんなに歩かせて…  って、
ヘソ曲げるといけないと思って(^^;)』






あまりにも 至れり尽くせりだから、
ホテルのお風呂のお湯張りくらいは私がするようになった。


お湯を出すだけなんだけど…笑



以前は
それすらもNさんがやってくれてた。




ベッドの上でひと仕事終えると、
Nさんはまず私に飲み物を持ってきてくれる。


私は、市場のマグロ状態。




ぁ、
本番はマグロじゃないわよ。笑





お昼寝から起きる時も、
私を起こすのはNさんの役目。



時々、
子供みたいな扱い。



私の方が、
ほんのちょっぴりお姉さんなのに…





『Nさん、
あんまり甘やかすと、私 手がつけられなくなるよ〜(´・_・`)』





『ホントだ( ̄∇ ̄)

今度からは
しんどい思いもさせて、少し厳しくしよう。』






そんなこと言って、



また甘やかすんでしょう?




Nさん、
そういう人だもん。