お昼過ぎ、
Nさんが仕事終わる時間に合わせて
待ち合わせ場所に行った。


『あっつ〜!
もう汗だく(^◇^;)

今日はね、珍しく必死こいて頑張ったんだよ!』



いつも淡々と仕事してるNさんが…
必死になることとかあるんだ(^^ )

遊びに行くためには頑張るんだって。





ちょっと遠かったけど
日帰り温泉に行った。

着いた頃、にわか雨が降りだしたので、

走ればいいや… と思ってドアを開けようとすると、




『そのまま待ってて!』

Nさんは車を降りて、
濡れながら トランクにある傘を取り出し、
助手席のドアを開けてくれた。


温泉施設の建物まで相合い傘。


でも、Nさんの体は傘から大きくはみ出してる。


『Nさん濡れてるよ(゜ロ゜)』

『ぁ、いーのいーの! すぐ乾くし(^^ )』



なんか、
こういう優しさ…



私、
お姫様だと勘違いしちゃうよ。




温泉の次は
アイスクリーム屋さん。


『ん〜!
お風呂上がりのアイスクリーム最高(≧∇≦)』




そこで夕飯の相談。

協議の結果、
前から狙ってた居酒屋さんに行くことにした。

予約も、その場でチャッチャと取ってくれる。




『先に飲んだモン勝ちね!』

『じゃあ、私が先に飲んだら Nさんが運転手なの?』


結局飲まない私が運転手なんだけど( ̄∇ ̄)


評判通りとっても美味しくて、
会話も楽しくって。



お店を出る時に車のキーを私に持たせたくせに、
ついクセで運転席に乗ろうとするNさん。


『ぁ、
オレ運転しなくていいんだ!
ラッキー(・∀・)』


『何がラッキーよ(^^;)
確信犯め…』


Nさんの、今の車を運転するのは初めて。


『車のカタチが変わっちゃったらごめんね。』


『いや〜!
ぷくぷくさんの運転だと安心(*^^*)

ここ、こんなに楽チンなんだな〜。』



Nさんは
助手席で靴を脱いで、電子タバコをくわえながら
私の腕に頭を擦り寄せてきたり、

時折私の顔を覗き込んだり…


もうすっかりリラックスしてご機嫌だ。







けんちゃんも 十分優しかったけど、

Nさんの また違った優しさに
戸惑ってしまう ぷくぷくです…