車の中にあるであろうスマホを取りに、
Nさんはわざわざ向かってくれた。
その日もう二百q以上走ってるのに、
ずいぶん遠回りして…
本当に申し訳ない気持ちで、
『Nさん、せっかくのお休みだったのに、
ごめんね(´-ω-`)』
謝ると彼は、
『スマホないと、落ち着かないだろ?
それに、お母さんや子供たちから緊急の連絡もないとは限らないしね。
それより、ナビしてもらわないとオレが困る
( ̄∇ ̄)』
Nさんは笑い話にしたけど、
心配してくれてたんだ…
案の定、
スマホは私の車のシートにポツンとあった。
安堵の表情が思い切り顔に出てたらしく、
『なんか、
水を得た魚…的な顔だね( ̄∇ ̄)』
『ありがとう(*^^*)
もう何でも聞いて!
検索するから。』
カジュアルな中華料理店で夕飯を食べて
行きつけのラブホにチェックインした。
たくさん運転して疲れてるはずなのに
Nさんは、
私の体を気遣ってくれたり心配してくれたり…
例えば
愛し合ったあと、
慌てて起き上がろうとすると
『横になってて。
水持ってきてあげる。』
あんまり甘やかすと、
ロクなことにならないかもよ(^^;)
でも、
甘やかしてくれる貴方が好き。