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眠れぬ理由

せっかくラブホに泊まったというのに、

何事もなく健全な夜だった。笑



いつものお泊まりだと
朝まで二人ぐっすりなのに、

何故か何度も目が覚めて、
眠りが浅かった。
何だか寝た感じがしない(´-ω-`)



夜中にトイレに行きたくて、

なのにトイレの場所を忘れちゃって、
ボーッとベッドに腰掛けてたら、


Nさんが心配して飛び起きた。



『大丈夫? 気分悪いの?』



どうやらNさんもぐっすり眠れなかったらしい。





『わかったわ!  何故眠れなかったか。 』



『どーして?』




『寝る前に、hしなかったからよ( ̄∇ ̄)』





『じゃ、今後は飲み過ぎないようにします。』




酔いが覚めたNさんは、

そう言って私に覆い被さってきた。




彼との初体験

昨夜、
お友達とビアホールに行ったNさん。

仕事が終わってから迎えに行った。




『ありがと!
ぅわ〜、飲み過ぎちゃった(^^;)』


お酒のニオイをプンプンさせたNさんが乗り込んできた。



『予約しといたからね。』



今さら何が初体験なのかというと、
私たち、ラブホに泊まるのが初めてなのだ。


今まではビジネスホテルとか温泉宿とかだったから。






車を出すとすぐに、


『ヤバい… 吐きそ(´-ω-`)』


『えっ?(;・д・)  停めるね。』




『ぇへ。
うっそ〜( ̄∇ ̄)』



『やだ〜、 悪質!
いったい何杯飲んだの(^^;)』


聞くと、
そうとうな量を飲んでる。


それだけ飲めばNさん、
今夜はダメだわね…( ̄∇ ̄)笑






コンビニで、
シメのカップラーメンとか、
私の飲むお酒とか買い込んで、

チェックインした。




お酒の弱い私は
1缶飲むと茹でダコみたいになる。



そのままノビちゃって、
Nさんの腕まくらで横になった。



『触ってていい?』
Nさんの手が伸びてきて
いっぱいkissされた。


お酒くさい…笑






〜どうぞ。
襲ってちょうだい。

私もう動けない〜






そのまま二人とも眠りにオチた。





指定席ですから。

あんなに走ったのに、

Nさんはあまり疲れを見せず、
私のワガママに付き合ってくれる。



昨日は数百qの距離をひとりで運転してくれた。

さすがに申し訳なく、
道の駅などで休憩する度

『運転、代わろうか?』


と申し出てみるんだけど、


『いや、大丈夫!
隣で面白いこと言ってて( ̄∇ ̄)』




今度こそ代わってあげなきゃ…と思うんだけど、

私もつい癖で
助手席の方から乗り込んでしまう。





『やだ、ごめんなさい。
私、どうしてもこっちから乗っちゃう!

ここ(助手席)に、
〜ぷくぷく様〜 って書いてあるからつい…(;・д・)』




『…ぁ、そうだっけ?( ̄∇ ̄)』







車を降りて、
遊歩道を歩いて海に出た。


草や木が繁ってたから
Nさんの後をついて行くと、


不意に彼が立ち止まり振り向いた。




『なあに?』





なんてことはない。

kissをするために振り向いたんだった。





『ここ、 国定公園ですけど(^^;)』




『周りは確認したから大丈夫!』





オジさんのくせに、

たまぁにキュン! とさせられる。




ホントにあなたはズルいわ。





大人の夏休み。

Nさんの9連休も、
やっと半分が過ぎた。



『そんなに休んで、ちゃんと仕事できる?』



『連休明けは、地獄だろうね( ̄∇ ̄)』



この週末は、
アウトドア仲間からお誘いがあるかと思ったけれど、
それもどうやら無さそうだ。




やった!

明日は私がNさん貸し切りね。




今日は暇だったからと、
車をピカピカに磨いて画像を送ってきたNさん。

彼の車はいつも新車みたいだ。




『あら、ピカピカ! 

走る気満々ね(*^^*)』




『いや、
汚れてたからキレイにしただけだよ( ̄∇ ̄)』



『近場だと失礼になっちゃうから、
遠くにお出かけしようかな(∩´∀`∩)』



『おいおい…

何百q走らせる気?(^^;)』




明日は早起きして遠出をしよう。




ガムとグミと
スナック菓子をバッグに詰めて…





挽回

お盆の集まりで、
昨夜は元・奥様の家に泊まったNさん。


そこにはお子さんたちと、
元・お義母さまも一緒に住んでらっしゃるからそれが救いだ。



今日は元の家族で楽しく過ごすんだろうな…
ささやかなヤキモチを妬いてたら、

朝っぱらからラインが来た。




『今から帰るよ。

お母さんはどんな具合?』




えっ?  もう?




『子供たちは仕事だって言うし、
もう用事もないから帰るよ。

ぷくぷくさんは?』




私は母の見舞いも行きたいし、
親戚まわりをして仏様に手を合わせたいし、

母の留守中 父が困らないようにしたいから、




『私は夕方になっちゃうかな。』



『じゃ、オレはひとまず帰っとくね!』









夜 少しだけ会うことができた。





『しばらく会えないと思ってたから、
会えて良かったよ(*^^*)

10日も会えないなんて、耐えられない。』



                     
そう言って、
私を強く抱き締めた。
                                                 


Nさん、ズルい!





抱き締めたくらいで、




私の機嫌が直ると思ったら…


   



大正解よ。