私より先に、けんちゃんのことを想ってる女性がいる。
けんちゃんも、
私ひとすじ! なんて言いながらまんざらでもない。
地元で、けんちゃんの帰りをひたすら待ちながら過ごしている。
彼女の強みは、
ご家族公認てこと。
今頃、
けんちゃんもデレデレしながら
彼女との時間を楽しんでるかと思うと…( ̄。 ̄;)
私のライバルは…
ワンちゃん。
けんちゃんが帰ると、
嬉しそうにボールをくわえて走ってくる。
そして、
いつもよりワガママになるんだって。
トイレの時間でもないのに、
外に連れてって! と、
クゥ〜ンクゥ〜ンって、
甘えた声を出す。
けんちゃんがわざと無視すると、
膝のところをガリガリ引っ掻く。
おねだりする時には、
可愛い目でじーっと見つめるから、
けんちゃんはその目にやられる。
このライバル、なかなか手強い…
見習いたいけど、
私には振るシッポもないし、
可愛い声も出ない。
けんちゃんにナデナデしてもらいながらお昼寝してる姿を想像すると
ちょっと悔しい( ̄∇ ̄)
いつか、このライバルに会える日がくるかしら?
彼女にヤキモチ妬きながら、
今日も出勤するかな。
来週は、
私がナデナデしてもらうんだから…