咲いたのは夜の花

- 日常 -
2015'8.4 Tue 01:01



しろさんとお祭りへ行きました。

先輩たちとしろさんが出るイベントを見たくて
早めに家を出たら、
思いのほか早く着き、
時間があったため職場へ顔を出しました。
すると別の階の人に声をかけられ、
ティッシュ配りをすることに。
浴衣姿のまま
他店様のティッシュ配りをしていました(笑)

そして時間になり、しろさんたちの元へ。
イベント前の和やかな空気はなんだか良くて、
とても楽しかったです。

いよいよ、先輩たちの番。
素敵なパフォーマンス。
動画も写真も撮りまくった。改めて感動。
やっぱりすごい人たち。
あっという間でした。
終わって欲しくなかった。
しろさんが、今年が最後って言ってたから。

ステージが終わると
しろさんは駆け寄ってきてくれました。
さっきまで手の届かない距離にいた人が
そこにいました。
「一服付き合えって仲間に言われたから、
10分くらい待ってて?」
頷いて、ステージに目をやると、
別の人がパフォーマンスしてました。
不思議な感じでした。

ぼーっと見ていると、
いつの間にか戻ってきたしろさんが
隣にいました。
「お待たせ。行こか」
立ち上がるとちょっとくらくらしました。
「車に着替えあるから、寄っていい?」
もちろん、と返事をして、お車へ。
しろさんの和服姿、すごく格好良くて、
わたしの浴衣姿も褒めてくれました。
和服でプリクラ撮ったことなくて、
撮りたいと言ったら、
いいよと言ってくれました。宝物。

花火まで時間があったので
ふらふらして時間潰して、
のんびりしたあとに花火を見に行きました。
近くで見るよりも遠くの花火が好きなので、
山の方の穴場スポットへ行ってのんびり。
「花火、綺麗ですね」
「雪菜も綺麗やで?」
…悶えた。


お泊りする予定だったので、
コンビニでお夕飯を買って、
ホテルでビールで乾杯。

テレビでワコ×ルの下着のCMがやっていました。
「俺が雪菜にこの下着プレゼントしたら、
全力でこの踊りしてくれる?(笑)」
「シュールすぎるでしょう!!(笑)」

寝るときにしろさんにうざ絡みしていたら、
「おいこら!!
パンツの中にガウンの裾全部入れるぞ!!!(笑)」
と言われました。
「絶対嫌だ!!!!!」
「じゃあ大人しくしなさい!!」
「絶対嫌だ!!!!!(笑)」
そんなやりとりをしていました。
名付けてガウンの刑。


翌日。
どこ行こうねー?なんて話していたら、
なんとなく古着屋さんに行くことに。
しろさんは本気で悩んでいて、
何度か試着をしていました。

「わたし、待っている間、
彼女の買い物に付き合う男の人の心情を
体験することができました(笑)」

「俺も着替えていて思ったわ。
普通逆やろ(笑)」

でもお買い物付き合うのって楽しい。

わたしはルームウェアが欲しかったため、
ジェラートピケへ。
しろさんに選んでもらいました。


帽子が欲しいと言ったしろさん。
CA4LAに入ると気になる帽子を発見!
わたしも同じ帽子の色違いが気になり、
即手に取りました。
わたしは黒、しろさんは赤を手に取り、
「まだ店内見ていい?」と言われたので、
はい、と頷きました。
するとしろさんは色々な帽子を
被り始めました。

「これええなぁ…。あ、こっちも!!
うわー、どうしよう、悩むわぁ…(笑)
あ、あっちも見ていい?」

「いいですけど、
ご自分でそんなに選択肢増やして
どうするんですか(笑)」

「いやー、帽子ってキリないな!!
ほら、俺なんでも似合っちゃうから(笑)」

「あ、はい。そっすね(笑)」

「こいつ言うようになったなぁ(笑)」

この人やっぱりわたしと似てる。

「まぁわたしも可愛さ取ったら
何も残らないですからね(笑)」

「あ、うん、そやね(笑)」

お約束のやり取りが好き。



その後、喫茶店へ行き、
しろさんの話を聞いて、少しモヤモヤ。
つい最近まで東京にいたから、
思いを馳せることが多くて、
戻りたいんですか、
って聞くとそうじゃないって。わかんない。
でもしろさんも悩んでいるみたいでした。
結論出すのは早いよね。
お仕事のこともプライベートも色々あるから、
ゆっくり決めてくれたらいいのかな、
と思いました。
わたしは少し、耐えよう。


帰り際、怒られること覚悟で
しろさんに家の事情をお話。
案の定怒られて、
でも自業自得ってわかってたから反省。

わたしの家は色々あったから
怖いことが多くて、
揉め事になるのは嫌だから全部事後報告。
高校の進路も、仕事を辞めることも、
再就職することも、全部一人で決めて、
親には相談しないでやってきました。

でもしろさんは
「もっと話してぶつかりなさい」
って言った。
話せる環境じゃない、って言ったら
「それは雪菜がそうして
逃げる口実を作ってるだけでしょ?」
確かにそうかもしれない。
昔怖い思いをした、って言ったら、
「もう俺がいるから、大丈夫だよ」
って。わかったよ。がんばる。成長しますよ。

「今度からはちゃんとしなさいよ?
じゃないとガウンの刑だからな!!(笑)」

「ごめんなさい!
それだけは嫌なのでちゃんとします!
ですのでそうしたらご褒美ください!」

「もちろん!!
思いっきり可愛がってやるからな」

アメとムチ上手いの。
ボロなきしてるわたしを受け止め、
抱きしめてくれました。
しろさんの着ている定価15万のシャツが
汚れちゃうのに。
それも気にしないで、強く抱擁してくれた。
それにしても高いな。
社割で7万になったらしいけど、高いよ。


「あと1分だけ、
このままいてもいいですか…?」
「ええよ」
3分経っちゃった。


そんなかんじで解散。
笑って泣いて、濃かった日々でした。




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