24時間

- 日常 -
2015'6.25 Thu 00:18




しろさんとお泊りデートをしました。

わたしが仕事を終えると、
しろさんが迎えにきてくれました。

お泊りしてお酒を飲もうとのことだったので、
お酒を購入し、
お夕飯まで時間があったので、
喫茶店でまったり。

「初めて雪菜と会った日、
雪菜は目合わせてくれなくて、
俺もコミュ障やけど、
俺以上の子がいるんやなぁ、
って思ったわ(笑)」

「そこまでだとは思いませんでした…。
きっと格好良すぎて見られなかったんですよ󾬌
それか、目を合わせたら
やられると思ったのか(笑)」

「それもあるかもな(笑)
今だから言うけど、
俺、会ったら大体その子と付き合うのが
わかるねん。
雪菜と会うたとき、
この子となんかありそうやなーって
気がしてた」

「同じこと、わたしも思いました」

「雪菜となら、この先なんかあっても
なんとかなる気がするんよなぁ」

「根拠はないですが、
わたしもなんとなくそんな気がします」

付き合ったばかりなのに、
新鮮さは良い意味で全く感じられなくて、
ずっと前から一緒にいるような、謎の安心感。


その後、お夕飯を食べに
串焼き屋さんへ行きました。
2人で串焼きと釜飯を食べていると、
しろさんが急に手を止めました。

「雪菜、これ見て?」

「なんですか?」

「このギンナン、
めっちゃポ×カレモンに見えへん?」

吹きました。
しろさんは真顔でふざけるから
腹筋割れるほど笑わされます。

「笑わさないでください!
お米が鼻のほう入りかけました!!
っていうかなんで普通のレモンじゃなくて
ポ×カレモンなんですか!!」
顔をそむけて訴えると、

「だってこの形、ポ×カレモンやろ!(笑)
雪菜から見えるように置いとくわ」

やめてくれ。



食べ終わり、行くところもなかったので
早々とホテルへ。

着いてお風呂に入ってから
2人でビールで乾杯。

酔っていいよ、とのことだったので、
そうさせていただくことに。
ビール、カクテル、日本酒ボトル2本をあけると
珍しくふわーっとなってきました。
酔ったり眠いときはテンションが
おかしくなるのですが、
しろさんはむしろそれがお気に召したご様子。
頭を撫でてくれました。

お酒飲んだり仲良くしたり(←)して
寝る支度をすることに。
しろさんは腕枕してくれました。

「重くないですか?痛くないですか?」

「重ないよ。大丈夫」

「頭空っぽって言いたいんですか!?」

「なんでキレんねん!(笑)」


そんなやり取りをして、結局寝たのは5時過ぎ。
外も明るくなってきました。

「しろさんといると、
高確率でお日様のぼるのを見てる気がします…」

「生活狂っとるよなぁ…」

全くだ。



あっという間に眠りについて、
10時すぎに起床。
ぐだぐだしながらおしゃべり。

「しろさん、何度か起きました?」

「いや、起きてへんけど?」

「え、わたしに2回くらいキスしましたよね…?
おでことほっぺに…」

「マジ?全然記憶にないわ。
無意識にしてたから、
きっと愛おしくて仕方ないんやな󾬌」

危ない人。




翌日、どこ行く?なんて話をしていたら
プリクラ撮りに行くことになりました。

前日にいつか撮れたらいいね、
なんて話していたのですが、即実行。

「むしろ今日行くしかないやろ」

「わたしもそう思いました」

そしてゲームセンターに行くまでに
尻を揉みあうという謎のスキンシップ。

「雪菜の尻、ぷりってしていてええな(笑)」
このド変態め。


プリクラ撮影。
しろさんの外見は、髪型は黒髪ベースに
部分的に金が入っていて、
服装は奇抜なため
ちょっと危ない人に見えます。
そして身長が180cmあり目立ってしまうので、
よく職質されるという体質持ち。

あまり褒められないらしいけれど、
わたしにとっては
イケメンすぎてつらいです。

中身はそんな外見なのに気取っていなくて、
顔芸とかモノマネやっちゃうような
頭おかしい人で、
少し自信家でドSの変態。
色々と相性良すぎて困ります。


その後、喫茶店で一時間程おしゃべりして
家まで送って頂いて、解散。
初めて24時間、一緒にいました。
幸せでした。





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