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土曜の朝に会いに行って、レンの仕事が終わるより早く家に着いたから、片付けしながら待ってた。
前の日にレンが、「〇〇のポニーテール見たことないなぁ〜」と言ってたから、うしろでくくってみた。
「いいじゃん、かわいいよ。最近、可愛くなったよね」と誉めてくれた。
メイクを少し変えたり、服装を明るい感じに変えてるからかなぁ。
レンはいつもかっこいいよ。
シルエットがすごくきれいだ。
珍しく美容院で髪を切ったみたいで、似合ってた。
整えただけみたいだけど。
たまに不思議な感覚になる。
レンみたいな、生涯関わることのないと思ってた人に好かれることが、とても不思議で。
こういう人は苦手なはずなのに、(まぁ苦手だけど)愛しく感じたりするのは、レンの計算のうちなんだろうか。
レンが片道の電車代六千円をくれた。
いいタイミングだったから、私は服代の二万円を渡した。
最初は拒否されたけど、なんとか受け取ってもらった。
「お金の心配しなくていいよ」と言われたけど、そういうわけにもいかない。
レンがモンハンをしてる横でじっと見てたけど、私がパソコンを持ってきてるのを知ると、抱きつかれて、「お前は俺の望むものを分かってるんだね。てか早く言えよ!」と感激したみたいだった。
パソコン重いけどね、喜んでくれるなら持っていくよ。
レン「離れてると絶対怒っちゃうけど、会ってる時は俺怒らないよね、一緒に暮らしたらどうなるかなぁ」
毎日一緒に居たら苛々させるかも。
もしくはレンが飽きるかも。
私、喋らないし…てか喋れないし。
それからセックスして、ゲームしてるレンの髪で遊んで、パソコンつないで、一緒にゲームした。
私がゲームでミスって、ちょっと怒られて、平気なふりをしたけどレンには分かったみたいで「気にしなくていいのに」と慰められた。
それから寝た。
前日まったく寝てなかったからすぐ眠れた。