避妊

レン「これからどぅしたい?こんな薄情でダラシの無ぃ男で良ぃのかぁ?」
私「とりあえず来週帰って診察してもらうよ。うん、レンが良い。」
今の私にはレンしか居ないから。
レン「子供が死ぬって言っても俺ゎ何にも想ゎなぃょ。子供が何人死のぅが俺ゎ別に何も想ゎなぃ…。そんな男でも良ぃのかぃ!?」
私「男性は大抵そんなものだと思うよ。だから大丈夫」
レンは子供か死ぬことより私に負荷がかかることを考えているんだろうか。
考えてなさそうだ。
身体に負担をかけない男性は中絶を軽視しすぎてる。
男なんかみんなそんなものだ、レンも然り。
レン「親には言う!?」
私「言わないよー。あとこれからはピル飲むことにする、そのほうが確実だし」
レン「変態〜」
別に生でセックスがしたいからじゃない。
お金もかかるし、身体に負荷がかかるし、一般から見たら中絶なんて世間体良くないし、命は大切にするべきものだって言われてるから。
それに、いくら避妊してって言ってもレンは聞かないだろう。
私のことより自分の気持ちが優先なんだから。
だから自分の身を守るためにピルを飲むんだよ。
外国じゃコンドームなんかよりポピュラーな避妊方法だっていうし。
子供かぁ…
欲しいけど…今産んでも幸せに出来ないんだ。
だから今度生まれてくる時は私じゃない誰かのお腹に宿るんだよ。
ごめんね。