不当評価

人は誰しも認めて欲しくてたまらない
承認欲求は誰でも持っている
特別扱いされれば誰だって嬉しい
オタ君は取り上げて何かが優れてるとか何かが悪いとか、そういうのはない
ごく普通の人だと思う
私には、その平凡さが、特別なのだ
でもこんなこと言ったらオタ君は微妙な顔をするだろうな
だから言わないけど
その平凡さに救われたり、教えられたり、することはたくさんあるんだよ
だから特別なんだ
強いて言うなら同世代より子供じみてるなとは思うけど、それにすら教わることはある
こんなことでこんな風に拗ねたりしてもいいんだ、怒っていいんだ、笑ってもいいんだ、甘えてもいいんだ、素直に、露骨にしてもいいんだ
幼稚すぎて話にならないこともあるけど、それは私が大人にこだわりすぎてるからかもしれないし、問題に対してどちらかが一方的に悪いなんてことは有り得ない
何かが食い違ってるから問題になる
オタ君が幼稚なのも、特別おかしいというほどおかしいことではない

この間ケンカをして、オタ君は「俺は評価されないとダメなんだ」と言っていた
みんながみんなオタ君に評価の言葉を投げかけるわけではない
そりゃそうでしょ
言葉にしなくとも認められてることはある
逆に認められてなかったら、認められてないゆえに起こる事態はたくさんある
だから任されたり、頼られたり、受け入れられたりするんだから
ちゃんと言葉で褒めてくれないと満たされない!って気持ちはわかるけど、じゃあ自分は各々毎回評価の言葉をかけてるのか?
自分ができてないことを相手に求めるな、とまでは言わないけど、ひとつひとつの言動からニュアンスで汲み取って求め過ぎないことは大事だと思う
必要以上に多くを求めるとそれが自分の首を締めることを学んで欲しい
あなたを慕う人、あなたのお世話を焼く人、あなたを受け入れてくれる人、みんなあなたを認めてるよ
あなたは当たり前のようにそれらを受け取り、ないないって騒いでる
言葉で評価されたいならそれだけのことをしなよ
もしくはイイネ稼いで満たされてなよ
現代は承認欲求を簡単に満たせるツールがたくさんあるんだからね
まぁまた理屈屁理屈並べてるけど、直接言葉にされたら誰でも嬉しいね
でもそれにこだわるのは、ただのワガママに感じるよ