生と死

あのさ、Aさんの死に直面しても尚まだ死にたいと思うことがあるんだ。
なんて軽率?軽薄?で、不謹慎な奴なんだろうね。
薬が追加されたせいか、最近妙にぼーっとすることがあって、Kさんにも言われて、ああ確かに、みたいな。
だって生きるの大変だもん。
みんな凄い偉いよね。尊敬しちゃう。
生きるの悪くないなんて、よく思えるじゃん。
私は、私は早く楽になりたいよ。
自分が2人居るような、こんな妙な感覚もううんざりなんだよ。
でも死ぬのは怖いんだよ。
怖くて怖くてここまできた。
じゃあさ、諦めて生きてみたら?て思うじゃん。
そんなのやだよ。
私はこれからも死と隣り合わせで居たいんだ。
みんなもそうでしょ?
いつ死ぬかなんて、分からないんだから。
明日死ぬつもりで今日を生きてみるなんてそんな怖いことできない。
私は今、今ね、周りのもの全部が信じられなくて、誰かのためにとか、何かのために生きるなんてできないんだよ。
怖いの、わかる?
文字を打つ手が震えて、心臓がバクバクいってる。
怖いよ、だってやったことないもん、臨死体験とか、したことないもん。
もう無理。
今日は、今は無理、死にたいとだけ言わせて。
だって他にどう表現していいか分からない。
ああああもう、やだよ、怖いよ、何が?知らないよ。
助けて。
平気なふりも、今はできない。