愚痴っぽくて卑屈で狡猾ってほどでもないけど狡くて暗い。
それが私。
それが壊されて、私に光が差し込んで、戸惑い焦り受け入れるうつわもなくて。
震える両手で持ってたわけだけど、隙間から零れ落ちて、とうとうなくなった。
そしてまた元の私に戻ってしまった。
壊してくれたのはKさん。
受け入れ切れなかったよ。
ごめんね、せっかく壊してくれたのに。
光を失ったよ。