不完全な白

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ひとりごと

日常の中に見つけるものが少なすぎて、
感情が乏しくなっていく。
些細なことに気が付かない、有り難みを感じない。
虚しくて寂しい毎日。
周りに溶け込むために余計なことは喋らない。
その内に自分の感情を言葉にすることが苦手になった。
知ることも。
もやが掛かったような、ぼやけた視界。
もしかして、
知りたくないのかも。
自分を受け入れられない。
そんなんじゃ成長できないことも、前を向けないことも頭では解ってる。
気持ちがついていかない。
ゆっくり生きたいのに。
社会がそれを許さない。
咎められるのは分かってる。
許しを乞う情けない背中。
空が青いことさえ、今は分からない。

東京においで

そんなこと言ったって、無理なことは分かってるでしょ？
あなたが私に本気になることはないんだし、私があなたに追いつけるわけもない。
なんでそんなこと言うの？
私にどうして欲しいの？
誰にでも言ってんじゃないの？
大好きだけど信じられない。
あなたの好きは軽すぎる。
私より好きな仕事、仕事以下な私。
虚しいよね、あは。

信号

赤信号なら楽なのに
青信号でも生きていけるのに
黄色じゃ何も手に付かないよ

月曜日

ほらね雨はあがった
今週も始まってしまった
なんだか疲れがとれてない
でも今週の金曜は通院日だからお休みもらったのだ
だから今週は4日しかない
土曜日はピルもらいに産婦人科、のついでに服見に行く、安いとこのメンズもの物色
そういえばDさん紅葉撮りに松本行こうかなとか言ってたけどほんとに来るのかな
もう紅葉終わるんじゃないかと思うんだけど
まあ、来なくてもいいけどね
寝ても寝ても眠い
いっそ眠り姫にでもなって王子様が来るのを待っていたい
メルヘン
相思相愛にはいつなれるんだろう
私が愛せて、私を愛してくれる人はいつ現れるんだろう
なんて、わがままなことを言ってみる

雨

雨が私の心とリンクする
ざあざあと降るその様は、明日を遮断する私の心そのもの
いくら流そうったって、雨はいつかあがる
いくら遮断しようったって、明日は必ずくる
嫌だな