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10/21-2

次に起きた時も平衡感覚はなくて、ふらふらしながら消毒を受けに行った。
居なくなってしまった、赤ちゃんに、今後どう償えばいいかな…。
レンから10万受け取っていたけど、9万で済んだので5万5000円返した。
全額払わせるなんておかしい、私の責任でもある。
レンは診察代の5000円を返すと言ってきたけど、ガソリン代として受け取ってもらった。
ふらふらしつつ一度家に帰って、ちょっと休んで、元気になったので出掛けた。
ガソリンを入れに行って、お腹減ったね、でもまだ早いから時間つぶそう、と言うことでゲーセンに行って、UFOキャッチャー?でお菓子を取りまくった。
カラムーチョ2箱、生キャラメル、いちごキャラメル、いちごチョコレート、チップスター、ワンピースのミニチュア?キーホルダー(ゾロとサンジ)。
あとスロットしたり。
17時半頃、牛角に行ってタン塩食べまくった。
レンは彼女と焼肉にきたことが一度もないらしく、私が初めてと言っていた。
デートらしいことはめったにしないし、普段外食はしないふたりだから、新鮮ですごく嬉しかった。
レン「めでたくないけど、無事に手術終わってよかったよ♪これからもよろしくね♪かんぱーい」
レンは珍しくアルコールを飲んで、たくさん食べて、ちょっとだけ酔ってた。
なんか愛しく思えた。
レンはハタから見たら悪い男だけど、ふたりで居たらすごくいい男に思える不思議な人。
「ふたり」で生きていくにはどうしたらいいか、ちゃんと考えてくれる人。
結構、怒るとこ謎だけど、神経質なだけかもしれない。
焼肉の帰りは私が運転した。
初めて、レンを隣に乗せて運転した。
私も運転慣れてないからレンがちょっと教官みたいになって楽しかった。
帰ってから、レンがどうしてもと言うからゴムして先っぽだけ入れてセックスした。
痛くないから、平気かなぁ…。
それからふたりで眠って、4時頃レンは仕事に行き、今に至る。
私は朝、群馬に帰る。
離れてもレンを愛したい。
愛してるか、わからないけど。

10/21

朝、レンが先に目覚め、水槽をいじってた。
仕事が休みだったから。
熱帯魚がほんとに好きなんだな…。
私ももう少し勉強しようと思った。
8時半にレンといっしょに家を出て病院を目指した。
その車の中で、私は罪悪感とか悲しみとかが我慢しきれなくなってついに涙が出てしまった。
そりゃ、レンの前では平気そうに振る舞ったけど(それのせいで人間的に疑われたけど)辛くないわけない。
手術に対して不安を抱いたんじゃない、子供に申し訳なかった。
レンはそんな私を気遣って、「赤ちゃんは親を選んで宿るんだよ。だからこの子はおろされると分かってたけど、俺らを選んだんだよ。きっと、どうしても俺らの子供になりたかったならまた宿ってくれるよ」と言った。
身勝手で都合のいい話かもしれない、でもその時の私には、その言葉が救いに思えた。
説明を受けて、手術開始。
麻酔の針を射してから、記憶は全くない。
ずっと変な夢を見てた。
赤とピンクの滑り台みたいなやつに、ふたりの生き物がにこにこしながら流れていってたのは覚えてる。
目が覚めたらベッドの上だった。
普通は二時間くらい寝てるはずだったけど、40分くらいで目を冷ましたらしい。
視点が合わなくて、レンの顔がぐしゃぐしゃに見えたし、体の感覚も平衡感覚もまったくなかった。
呂律も回らないから声は出せても何いってるか自分でもよくわからない。
でもレンが手を握ってくれたのは分かった。
寝てな、と言われた気がしてもう一度眠った。

10/20-2

シャワーを浴びてる最中、レンが執拗に傷口にお湯を当てるから血が流れすぎて遂に貧血になり、顔が青ざめてきた。
「やばい、さすがに血が足りない」
急いでお風呂から出て、身体を拭いたけどレンの青ざめかたが尋常じゃなかった。
死ぬ、と思った。
レン「やばい!見えなくなってきた…意識とびそう…救急車呼んで!…はやく!」
私は急いで119に電話して、状況を伝えた。
幸い、救急車がくるころにはレンの意識も戻ってきて、レンは救急車に乗るのをためらったけど、隊員の人たちが強制的にレンを連れていった。
私はレンの指示で、帰り帰れないと困るからレンの車で後を追った。
病院がどこにあるか分からなくて、迷ったけどようやく着いて、その頃にはレンの治療は終わっていた。
ほんとは縫って点滴しなきゃいけないのに、レンは断固拒否したらしい。
包帯ぐるぐる巻きだった。
病院内でもレンはうろちょろして、「俺、病院の匂いきらいなんだよね、何ヶ月も病院に居たことあるから。それより体脂肪計るやつないかな!?」と自由に歩き回ってた。
レンは昔、暴れまわって病院の拘束室みたいなとこに拘束されたことがあるらしく、その拘束器具を自力で外して院内の先生全員を驚かせたことがあると自慢していた。
頭を使わないと外せない器具らしく、それがきっかけでレンは病気じゃないと判断され拘束は解けたらしい。
武勇伝。
でも元気そうで良かった。
ほんとに死ぬかと思った。
病院からは日帰りで、レンといっしょに帰った。
でもレンが買い物がしたいと言ったのでカインズで水槽の材料を買って、綿半で食料を買って帰った。
病み上がり?なのに自分から進んで料理してた。
病院から連絡を受けたレンの育て親のおばちゃんから連絡がきて、私も中絶のことに関して話した。
すごく緊張して逆にへらへらしてしまった。
レンは「今回のことで絆は深まったね♪」と満足げだった。
ご飯を食べてから、「〇〇ちん、明日手術したらしばらくエッチできないんだよね?俺、さっきイケなかったし………だめ?」と半ば強引にセックス。
また逢えなくなるからしょうがないかな…と思ったけど…私も甘い。
ケンカのことで気付いたけど、やっぱり私はレンをまだ愛してない。
愛してると言ってくれるから私も愛を返そうと思ってるだけで、私はレンを愛してるわけじゃない…。
レンのが確実に私を思ってそれを行動に移してる。
どうしよう、愛したいのに。
気づいてしまった。

10/20のこと

19日の夜にレンの家に着いたけれどレンは仕事で留守だった。
朝、レンが帰ってきて、お金を受け取り、いっしょに病院へ行った。
もうそこからレンは不機嫌な雰囲気。
先生から話を聞き、早くて明日おろせるそうで、21日におろすことになった。
家に帰る途中、車の中でレンが爆発。
「お前、彼女として一番いらない奴だわ」
私は何がなんだか解らなかった。
「俺がなんで怒ってるか分からないの?自分で考えろよ」
家に着いて、レンは車を出ると壁に拳で八つ当たり。
さっさと部屋に入ってしまった。
私も後を追いたかったけどきっと原因を自分が理解する前に入ったら殴られると思って入れなかった。
しばらくしてから部屋に入ると腕から血を流してるレン。
腕をありえない深さで切ってた。
そのままレンに積極された。
「お前には思いやりが全くない。俺が腕を切ってるのに何も心配しなかったし、10万渡してもありがとうの一言もない。どこから手に入れたとかは聞かなくていいでしょ?もし一生懸命かき集めた金だったらどうするんだよ、一瞬で手に入るような金額じゃないだろ。俺がなんで10万も渡したか分かる?お前を愛してるからだよ、今回のは俺の失敗でもあるし、お前だって一人暮らしで辛いだろうと思ったからお前の金には頼れなかったんだよ」
口数の足りない私は、レンに大事なことを何一つ伝えていなかった、肝心なことさえ。
段々とレンの熱も冷めてきて、最終的に許してもらった。
その間もレンの腕からは大量な出血…
「血が固まってかゆいから流してくる」と言ってお風呂へ行ってしまった。
そんなことしたら大量出血で死ぬかもしれないから止めたのに、聞いてくれない。
そしたら服を脱がされて、抱きつかれて、ふたりして血まみれでセックスして、レンは結局イかなかったけど、シャワーを浴びた。
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