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朝焼け

目が覚めてカーテンの外が黄色く燃えてて
慌てて起きた

ベッドの揺れで起きた彼が「俺と同じ起き方しよる」と少し笑いながら教えてくれた

些細な出来事だけど嬉しかったので此処に記録

追憶

夜の暗めのオレンジ、海辺に繋がってく階段を降りて真っ暗な短めのトンネルの中 怖い怖い言いながら、その声の反響にまた怖くなって、腕にしがみついてその体温にほんの少し安心感を覚えて

抜けた先のさざ波だけ聞こえるあの暗いのにどこか生暖かい空間

消波ブロックの上に座ってなんでもない話をずっとするの




あなたは、 元気そうですね

自愛

今日僕は初めて整形をした
ずっとしたかった二重の整形

中2の時、僕よりも美容感度の高かった友達にアイプチをつけてもらった時の記憶が鮮明にある
瞼に線が入るだけでこんなにも印象が変わるのかと衝撃的だった

それから毎日アイプチをするようになった
アイプチ無しでは外に出れなくなった

指を折って8年目に突入してることに今気づき驚いている

毎朝毎朝アイプチを付けるのはかなり億劫
アイシャドウも綺麗に乗らないし、元から二重だったら楽だったろうなあと考えるようになった



専門1年の時、instagramで流れてきた二重整形の症例写真
自分と同じように重めの奥二重だった子がぱっちりとした二重を手に入れて、目に光が入るようになって、キラキラしてたんだ、すごく

その日からかな、ぼくはいつか整形をしようと思った
まだ予定も何もなかったけど母に相談してみた

母は驚いたあと、少し泣いてた
とても複雑な気持ちだったと思う
ごめんね、と言われて僕も泣いてしまった

誰も喜ばない、良くないものなんだ、と思い整形の話を親にすることは2度としなかった
心のどこかにこの日々から抜け出したいという気持ちはずっとあった、ずっと


それから2年経った去年
妹からニ重整形をしたいと相談されたのだけど、と母からLINEが来た

僕に影響されてしまったのか分からないけど、高校に上がってから妹もアイプチをするようになっていた
安価な糊タイプのアイプチを使っていたから 正直に言うと二重は不自然だったし かぶれて赤く荒れていた

1番良くなかったのは 人と目を合わせることができなくなっていたこと

妹の決意はすでにかなり固まっていて 術式やメリットデメリット等色々調べて先生も決めて相談してきたと聞いた
親を説得するために、可愛くなるために、妹なりに頑張っていたのだと思う

ぼくも妹の気持ちがわかるから、背中を押してあげたらと母には伝えた



それから少しして手術の日が決まり、妹は無事に手術を終えた
僕が福岡から実家に帰省した年末はまだ少し、瞼が腫れていてDT中だったけれど 目を見て話してくれるようになって表情も明るくなっていた
あ、なんか泣きそう

思えば、妹のinstagramに載る写真も 自分の顔がしっかりと写った友達とのツーショットが増えていた

僕はそんな妹を見て やっぱり自分も整形したい、と
以前よりも強く思うようになっていった


今年の4月から東京でのヘルプをしていて、3ヶ月が経った今月
そういえば、とあの専門の時に見つけた症例を執刀した先生のことを思い出した
その先生は銀座にあるクリニックで働かれていて 二重整形をするならこの先生にお願いしたいと思っていたから もしかしてチャンスなのでは?と考え始めてから僕の整形欲は強くなって 思い切って母に再び相談してみた

以前とは打って変わって シオンがしたいなら応援するよと言ってくれた
明るくなった妹の変化が嬉しかったのだと思う
父も一時的な金銭面の支援はするからバチっと綺麗にしてもらっておいでと背中を押してくれた




今日、7/25にカウンセリング予約をして 思い切ってそのまま施術をお願いした

全てのカウンセリングが終わって施術まで2時間ほど空きが出来たからご飯を食べに外へ出た

お気に入りのサンドイッチ屋さんでテイクアウトをして、クリニック近くのローソンのイートインで食べてたら 隣にいたちょっとイカつめのお兄さんがモバイルバッテリーの充電が無くなったと顔見知りっぽい店員さんに相談してた
店員さんもどうしたものかと困っていて、ちょうど僕が持ってきていたものの充電が残っていたから 思い切って声をかけて使ってもらった

待ち合わせていた人と連絡を取ろうとしていたところだったみたいで、本当にありがとうございます!と見かけによらず(失礼)すごくペコペコしてきた
少しして連絡をつけることができ、モバイルバッテリーを返却され、ぼくの横で合流してそのまま店を出たかと思ったら 「あの!」と後ろから声をかけられ「これさっきのお礼です!少しなんですけど、本当にありがとうございました!」とオレンジ味の果汁グミをくれた
見返り求めてしたことじゃなかったけど、なんかすごく、声かけてよかったなって思えた


施術時間が近づきクリニックに戻った
洗顔をしてビフォー写真を撮り、デザインの最終確認とマーキングをして手術台に寝転ぶ

看護師のお姉さんに鼻にチューブを入れられ笑気麻酔が始まる
ふわふわとお酒に酔った感じで手足がビリついてきたタイミングでこのまま少しお待ちくださいと伝えられ手術室に1人になる

背中を押して支援してくれた両親のことが頭に浮かんで、同時に両親側の気持ちになった時
自分の産んだ子供が 自分の遺伝のおかげでコンプレックスを抱え 高いお金とリスクを背負ってまで整形をしたいと言い出したら、と考えたら 途端に申し訳ない気持ちが込み上がってきて 涙が出た

明らかに引き返せるタイミングではなかったけど、それでも頑張ってと言ってくれた2人の複雑な心境を思うと申し訳なかった。本当に。


手術はものの15分ほどで終わり、クーリングをしてもらってクリニックを出た
すぐに家族と彼に報告

整形をしたことで、シオンが可愛くなって自分に自信を持てるようになって お客さまや知人に対してもより明るく接することができるようになればプラスなことだし、シオンが幸せになれるなら嬉しいよ。お母さんも完成楽しみにしてるねと母から返信が来て 危うく今度は人前で泣くところだった

DT0日目のため圧倒的ハム目ではあるが 僕自身も完成が楽しみ
可愛くなれるかな、なりたいな
そして家族と彼への感謝の気持ちと人の幸せを願える人にもっとなろうという気持ちが強くなった日でした
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いいこ

いいこ

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初めて彼の前で泣いてしまった、昨日の事

何も話していないのに
「毎日頑張ってて偉いね」ってギュッとしてくれてその暖かさに言葉が出なくなった
絵に描いたように溢れてきた涙も止まらなかった


「しんどい」

の四文字が喉まで上がってきたけど
声に出して吐き出したら負けな気がして、
何かが終わる気がして、

飲んだ


バイバイして玄関に座り込んで母親にLINEで
数分前に飲み込んだ四文字を文字にして

吐いた


その瞬間、なにかの糸が切れたようにまた涙が溢れて声が出るくらい泣いた、たくさん泣いた


自分にもっと優しくしたいけどそんな時間も余裕もない
自分に厳しくしてしまったり首を絞めるような頑張り方をするのは先祖の行者様に似たのだと思う

今日も生きるのが下手くそです、完(笑)
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