口ずさむ「i」の唄

更新停止します。
また、いつか

あなたが居なくちゃダメなのに
あなたはもういないの。
どれだけの愛を綴っただろう
メールさえも見られてない。

きっと、みないで消されて、

新しい彼女さんと一緒にいるんでしょ？

ねぇ、最後に答えをちょうだいよ。

さようなら、と言って？

空の上に行ってしまった君に
触れたいよ。

背伸びをして手を伸ばしても
届かない。

何十階立てのマンションの屋上に
行ってみた。最上階に立つ

それでも一向に近づかない。

その時ゆらり、体が揺れて
落ちる。

空に、

一瞬だけ、会えた気がした。
笑った君を見たよ。
まるで
「迎えに来たよ」
と、笑って。

その何秒後
地面に、叩き付けられる。

これで、私たち、一生巡り会えない。

空へと消えた君。

と

地面に消えた私。



飛行機事故で死んでしまった人と

自殺してしまった人。

です。

あらすじ

人間界で住む死神は雨が見えない。
この世界の誰かが死んだ時に
その、誰かに死を告げる死神には雨が見えない。

この世界に伝わるは死人のために流す涙が
雨になるという、不思議な伝え。

死神が人間界で暮らしているのは
死を申告する為。
また、死神という役を増やすため。


登場人物。

・シンラ ♂ 死神。
死を申告する者。

・アイカ ♀ 死神。
死を申告する者

・彩(さい)♀人間。
普通の人間。
何の変哲もない女子高生。

・鳴海(なるみ) ♀ 人間。
彩の親友。

・徹(てつ) ♂ 人間。
彩、鳴海のクラスメート
学級委員。頭良し顔良しのイケメン。
残念系男子でもある。

0709 更新
(変更時)

あの人との出会いはネットだったけど、
特に悪い事はない。

年齢不詳、職業不詳、でもないし。

騙されてる、ことなんてひとつもない。

そう、浮気症で、それを隠してる事以外は。


私は女の人を初めて好きになった。
最初は男の人だと思ってた、口調も男らしくて。
性別のところに男って書いてあったから。

だから、告白した時に
『オレの事男だと思ってる？』
って、聞かれた時には吃驚した。
『実は女なんだよ。』
と言われて、ひどく傷ついた。

だから、付き合うなんて思ってもみなかったのに。

なにしろ、好きになったのは男であるあの人じゃないから。

だから、あの人が、男の人に浮気してるなんて
そんなの有り得ないよね？

貴女を信じてる

スマホの画面にうつされた
男の人とキスしてるあの人の写メを少し見つめ
スマホを落とす。

こんなもの、嘘だから。

あの人はただの異性愛者。