2018/08/16 17:30
『ずうのめ人形』

話題:最近読んだ本

『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智先生の第2作目です。

内容はオカルト雑誌社のアルバイト編集者・藤間が「その話を聞いた者は人形に呪われて四日後に殺される」という「ずうのめ人形」なる都市伝説にまつわる原稿を入手したライターが怪死した後に、自身もその原稿を読んで呪われてしまい、その呪いを解く方法を探るうちに、驚愕の真相に辿り着くというものですが……『ぼぎわん』に登場したオカルトライター・野崎崑とその婚約者で霊能力者・比嘉真琴も再び登場しています。
……今回は真琴の姉・比嘉琴子が事件解決に関わる事はありませんが……最後の方にチラッと出てきます。( ̄∀ ̄)

ちょっとネタバレになりますが……この「ずうのめ人形」という話は、元々は怖い話が大好きな少女が考え出した「作り話」なのですが、どういう訳か、実際に人が死ぬ呪いが発動する「ホンモノ」の怪談になってしまった
という事で、その呪いを解く方法が人によっては実行不可能で惨死不可避という、とっても厄介なモノでした……。(>_<)

けれども、呪いって発動するのは意外と簡単だけど、解くのは大変なモノですからね……そんな呪いを世に放ってしまう人間が一番恐ろしいという話ですね……。( ´◇`)



コメント 0


モドル ススム

トップ

-エムブロ-