螺旋状に突っ走って死にたい(
プロフィール)
2014/4/19
Sat
08:00
牛若丸なめてるとぶちのめしますよ
話題:ひとりごと
あいもかわらずタイトルと本文は何の関係がございません
牛若丸を知らない人はいないと思いますがもし万が一でも知らないという人がいるかもしれないので説明しときます
あるところに皮下脂肪弁慶という、神様も匙を投げるようなネーミングセンスの奴がいて
夜な夜な橋の上で、サーロインステーキを焼いては食べるということを繰り返していました
今宵で1000枚目…
と弁慶がほくそ笑んでいると、そこに痩せ細って今にも餓死しそうな犬があらわれたのです
哀れに思った弁慶はその犬にサーロインステーキを分け与えました
その犬はサーロインステーキを食べ終わると弁慶に寄り添いました
家に帰る弁慶の後をずっとついてきます
また餌が貰えると思っているのだろう
と、弁慶は思いましたが、別段追い払うこともせず、ほうっておきました
次の日の朝家を出てみると昨日の犬が、家の入り口の前に、まるで弁慶の家を守る番犬の如く鎮座していました
恩返しのつもりなのか、と弁慶は愛おしく思い、その犬に「霜降り」と名前をつけ、飼うことにしました
霜降りとの生活はとても良いものでした
その名前と特殊な趣味から、弁慶には友達も理解者もおらず、橋の上でサーロインステーキをミディアムレアで食べながら泣いた日もありました
しかし、今は霜降りがいる
霜降りとサーロインステーキを分け合い食べることは、何よりの幸せでした
しかし、ある朝のことでした
弁慶が外に出ると、霜降りの無惨な死骸がありました
弁慶は慟哭しました
霜降りは刀で首を切り落とされていました
三日三晩泣き腫らした弁慶は、誓いました
霜降りの弔いのために、1000本の刀を狩ろう
そして弁慶はサーロインステーキを捨て、薙刀を手にして
皮下脂肪弁慶という名前を捨て、武蔵坊弁慶と名乗りひたすら刀を狩りました狩り続けました
数多くの修羅場をくぐり抜けた弁慶の柔和な顔は、厳めしくなり、全身に傷を受けました
しかし、弁慶は止めませんだした
霜降りを失った傷に比べたら痛くはありません
そして1000本目の刀を求めて橋に立った夜
そこに現れたのが牛若丸でした
で、なんか色々あって
牛若丸のそばに弁慶は立ち続けますが、それは霜降りの面影を牛若丸にみたとかみないとか
弁慶は仁王立ちしながら死ぬわけですが、その傍らに寄り添う犬の姿を見たとか見てないとか
そんな噂があったとさ
あれ、牛若丸って単語が三回くらいしか出てない
そして本当に書きたかったことがわからないでござる
※言うまでもなくフィクションです
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